2017年版ミシュラン北海道で2つ星を獲得した天ぷら屋さんへ行ってきました。
(2017年以降、北海道での発表はありません)
場所は、すすきの駅から徒歩5分くらい。
「大きなお店だねー」と写真を撮っていたら、
相方に「右のお店だよ、右!」と怒られました。
(こっちだった)
夜の営業は2回転しているそうで、18時の時間厳守でスタートです。
お店はカウンターのみ9席。
満席でした。
料金は@14,000円(税・サ別)
ざっと周りを見回すと、私たち以外は常連さんばかり。
でも大将が気を使っていろいろと私たちにも話しかけてくれます。
お料理はイマイチだったんですが、お人柄はとても良かった。
ホールスタッフの接客も、とても良かった。
ナチュラルに「イマイチだった」なんて感想を述べてしまいましたが、
食べる順番を間違えちゃったと思うんです。
前日、積丹で雲丹やら鮑やらの極上漁師飯を食べた後は、
なにかB級グルメを挟んで口をリセットしないと、
何を食べてもイマイチになってしまうということを忘れていました。
タコも前日にブリブリの甘いタコをお刺身で食べたばかりです。
銀杏はおいしかった。
海老も、新鮮なものを食べたばかり。
比べても仕方がないので、しばらく黙っています。
キスは揚げたてを天つゆにドボンと。
大根は鬼おろしでした。
アスパラ
太くてしっかりしたアスパラで、2回に分けて提供されました。
1回目は写真の状態。
2回目は根元の部分。
根元の部分が甘くてうまかったなー。
雲丹
雲丹その②
雲丹は鱗晃荘(りんこうそう・漁師宿)で無添加の物を食べたばかりでしたので、
ミョウバンの風味がよーく分かりました。
これはもうどうしようもないです。
前日に、雲丹漁の漁師が獲ってきたばかりの雲丹を食べたばかりなんですから、
その味を簡単に超えられるわけがない。
常連さんたちが「うまい、うまい」と言って食べている横で、
無言で食べる私たちは、さぞ浮いていたでしょう。
仕方ないじゃん!ミョウバンが臭いんだもん!
そら豆
じっくり火入れをしたサツマイモ。
これはおいしかった!
目の前で捌いたばかりの鰻。
木の芽と山葵が良いアクセントになっていました。
締めは、天丼、天茶、天むすから選べました。
こちらは天むす。
海苔は厚みがあって風味が良かった。
何度でも言う!
食べる順番間違えた!
鱗晃荘より先に来ていたら、
きっとおいしかっただろうと思います。
一人14,000円とコスパも悪くないし。
その証拠に鱗晃荘で食べてないもの(銀杏とかアスパラとか)は、
おいしいと思えたので。
あぁ…
こんな記事アップしたら、あら木ファンに怒られそうだ。
北海道で二度と天ぷらを食べるな!って。
それは困るので、ここはひとつ
『漁師飯は最強だった』ということをお伝えしたかった。
ということでご了承願いたい。
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