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厳島神社 観光 ←今ここ
結婚25周年記念旅行で、鹿児島から福岡、広島は鞆の浦へと旅を続けて6日目。
旅行2日目に、のちの令和2年7月豪雨と名付けられた災害に遭遇し、
同じく2日目にギックリ腰になりつつも、なんとか無事にここまで来ました。
最初の3日間は大変だったけど、5日目にはやっと晴れて鞆の浦観光もできたし、
今日を無事に過ごせれば、明日は帰京。
また雨が降ってきちゃったけど、大丈夫大丈夫。
あともう少し。
ここまで夫婦喧嘩せずに来られた自分を褒めてあげたい。
厳島神社といえば、真っ赤な大鳥居…が、しかしっ!
「6日目は宮島に宿泊するけど、部屋から厳島神社の大鳥居が見られるよ」
「おっけー厳島神社ね。あんまり知らないから、どんな感じなのか調べてみなきゃ」
と思ったのが、当日の朝。
「『大鳥居は現在工事中でご覧になれません』って情報が出てくるけど知ってる?」
「え、うそ、まじ?」
厳島神社のHPによると、6月から大鳥居の修理工事が始まっているらしい。
SNSを開いて「厳島神社」で検索してみると、出てくる出てくる
修理工事中の大鳥居の写真が。
何年か前にうちのマンションでもやった大規模修繕みたいなことになってる。
せっかく厳島神社まで行くのに大鳥居が見られないなんて、
今回の旅はどこまでもついてない。
今夜いよいよ夫婦喧嘩でもするんじゃないの?
しかし行くしかない。
もうここまで来たら、行くしかない。
というわけで、宮島まではフェリーに乗っていきます。
乗船時間は約10分で、大人一人180円(片道)
Suicaで乗船できたのはポイント高かった。
平日だというのに、観光客がそこそこ乗っていますが、
ここにいる全員が今日は大鳥居が見られないんだと思うと、
勝手に仲間意識を持ってしまう。
大鳥居が見えるあたりまで来ましたが、こんな具合で本当に見られない。
なんだなんだ、あの白いマンションみたいなのは。
コロナの影響か、大鳥居の影響かは分かりませんが、
普段は人で賑わっているであろう表参道商店街も、こんな具合。
鹿からもやる気が伝わってこない。
恐る恐る参道を歩いていきます。
やっぱりダメだったかー。
もしかしたらって思ってたんですけどねー。
反対側まで来たら、ちょっとでも見えるんじゃないかって。
観光客のために工夫とかしちゃってるんじゃないの?なんて。
参拝はします。
しかし参拝はしていきます。
観光客が少ないということは、
こういう誰もいない写真を撮ることができるメリットもあります。
もう写真撮りまくりのまくりまくりです。
潮の引いた干潮時にしか出現せず、
手鏡のように見えることから鏡池と呼ばれているそうです。
インスタっぽい写真を撮ろうと思ったのに、
私が撮ると映えないのは何故かしら。
おみくじを引いてみました。
左から3番目の病気
「治る」
となってました。
でしょうね。
ギックリ腰ですからね。
なんなら治りつつあるし。
参拝している間に、干潮時刻が近づいてきました。
干潮時、大鳥居まで歩いて近づく観光客の映像をたくさん見てきましたが、
ご覧の通り誰もいません。
こうなったら、工事中の大鳥居の写真を撮りまくってやるー。
これはこれでレアだぞ。
見渡す限り誰もいません。
もみじ饅頭と厳島神社。
なんてくだらない写真も撮りほーだい。
もうね、有名観光地に人がいないほど寂しいものはないですよ。
写真撮りまくり!なんて言いましたけど、負け惜しみでしかない。
本当は、他の観光客の皆さんと一緒に大鳥居まで近づいてワイワイやりたかった。
鹿だって、観光客に可愛がられまくって生き生きとしている瞳を見たかった。
「6泊目は宮島にするか神戸にするか迷ったんだよなー」と相方。
『たられば』を言っても仕方ないけど。
皆さん、観光地の情報収集は念入りに。
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