おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【石川県・金沢】おでんの人気店 竹千代へ。

 

 

 

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百楽荘をチェックアウトした後は、金沢へ向かいます。

JR穴水駅でレンタカーを返却し、電車移動です。

 

 

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ラッピング電車(ていうの?)でしたが、

うちの次男の部屋には、こんな感じのフィギアが置いてあったり、

ポスターが貼ってあったりします。

 

あの子は、なんかの扉を開けたようです。

 

 

 

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約2時間で金沢に到着しましたが、

バス乗り場には行列ができていのたで、ホテルまでの約2キロ歩きます。

 

 

 

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この日の宿泊は、ホテルトラスティ金沢香林坊

 

素泊まりで7,000円くらい。

Goto使って1泊4,000円です。

一人2,000円ですよ。

 

安い!助かる!

 

 

 

おでんの竹千代へ

 

 

この日は金沢でも人気のおでん屋さん『竹千代』へ向かいます。

特徴としては、

 

・座席はカウンター6席のみ

・18時と20時半の2回転

・店主が一人で切り盛りしている

・この時期は、香箱蟹も食べられるらしい

・予約は電話のみ、だがなかなか繋がらない

 

雑誌等で取り上げられることが多いらしく、

相方が「この間『婦人画報』にも載ってたよ」と。

 

でたな、乙女男子。

 

え?

ちょ待って。

 

婦人画報なんて読んでるの?」

「読んでるよ」

 

なんということでしょう。

うちの相方(夫)は、乙女ではなくマダムを目指しているようです。

 

妻として物申す。

これ以上、女っぷりを磨かないでくれ。

 

 

 

 

tabelog.com

 

 

話は竹千代に戻りますが、人気店だけに予約も難しいようです。

それも予約方法が、ネットはなくて電話のみ。

これがなかなか繋がらないらしい。

 

でもそこはほら。ワタクシは日ごろの行いが良いので、

1回の電話で繋がり、サクッととれました。

 

しかし訪問してみて分かりましたが、

おひとりで切り盛りされているので、営業中の電話は基本無視のようです。笑

連続で鳴らしたって、タイミングが悪ければ無視。笑

じゃ、営業時間外なら繋がりやすいかっていったら、そうでもないらしい。笑

 

一度の電話で繋がったのは、もしかしてビギナーズラックだったんじゃないだろうか。

 

そして店主が仰ってましたが、

電話の時は『お忙しいところすみません』とかいう挨拶は不要。

『〇月〇日〇時〇人』って要件を一度に言ってほしいそうです。

 

頑固系なアレなのかと思いましたが、全然そんなことなくて、

ただただ職人気質な面白い方でしたよ。

 

前置きが長くなりましたが、

ホテルから竹千代までは徒歩5分くらいなので歩きます。

 

 

 

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場所が分かりづらいらしく

「こんなところにあるのかな?」と思うようなところにあるというので、

「こんなところにあるの?」と思うようなところに突っ込んでいったらありました。

 

 

 

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地図も一応添付しておきます。

 

 

 

お料理はおまかせのみ。

「おでん屋さん」と言いつつ、割烹料理っぽいです。

 

そして最初に書きます。

うまかった!

 

職人気質な方が作る料理ですから、おいしくないわけがないんですよね。

入店した時から感じたお店に漂うおいしい雰囲気は間違いなかったし、

所作を見てて思いましたけど、仕事が丁寧です。

電話は無視するクセに。笑

 

お客様よりお料理なんでしょうね。

だからこそ、お客の方から集まってくるのだと思いました。

 

 

 

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まずは胡麻豆腐

写真は「料理だけならOK」だそうですよ。

 

 

 

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蟹の真丈

スープもすべていただきます。

 

 

 

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そして香箱蟹です。

私たちが食べたかった香箱蟹は、これなんです。

 

香箱蟹はコースに含まれておらず、追加料金が発生するので希望者のみですが、

6名全員が手を上げました。

 

前日の香箱蟹のように、モチ米で上げ底なんてことはなく、

しっかり内子も外子も入っていました。(内子、外子とは卵の事です)

 

 

 

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フクラギの漬け

 

フクラギとはブリの幼魚だそうです。

関東で言うところの「イナダ」

関西で言うところの「ツバス」だそうです。

 

 

 

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鶏団子

軟骨も入っていて、コリコリしています。

 

 

 

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手前はヘシコ。

ヘシコとは魚の塩漬けで、これは鯖だそうです。

 

奥は自家製の唐墨。

これが年代別に並んでいて、左が一番若い。

 

ヘシコの塩加減も完璧ですが、

唐墨のねっとり感が素晴らしい。

若い物もいいですけど、年を追うごとに味がまろやかになって優しい。

 

梵天丸もかくありたい。 

 

 

 

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自家製こんにゃく

 

竹千代に来たら食べるべき一品だそうですが、

これが本当にすごかった。

 

こんにゃくって、ちゃんと作ったら出汁がこんなに染みるんですね。

私が知っているこんにゃくはツルンとしているけど、

ちゃんと作ると気泡ができるので、そこに出汁が染みていくそうです。

 

こんにゃくが苦手な相方が完食していました。 

 

 

 

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自家製がんもどき 

 

先程のこんにゃくも凄かったけど、

私的にこの日一番おいしかったのは、これ!

 

おからの風味と野菜の風味がなんとまぁ滋味深い。

 

 

 

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にしん、大根

初めてニシンをおいしいと思えました。

大根も出汁をしっかり吸っています。

 

 

 

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椎茸

ちゃんと写っていませんが『のと115』という高級な椎茸だそうです。

 

 

 

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かにご飯

 

 

 

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最後のスイーツですが、

これはあずきをココアで炊いているんだそうです。

金沢のチョコレート消費量が日本一になったときに思い付いたとか。

 

店主の軽快な語り口調も面白いし、お料理はおいしいし、

予約がとれるのなら、また伺いたいお店になりました。

 

電話を繋がるタイミングは

「この時!って言ってしまうと、結局電話が集中してしまうので‥‥」

と言葉を濁していましたので、

やはり運なのではないかと。

 

少なくとも営業時間中は避けたほうが良さそうです。

 

お支払いは日本酒を1合飲んで、香箱蟹を追加で2人お願いして

合計26,700円でした。

なにかのお役に立てれば。

 

そして、お支払いは現金のみですので、

小銭をご用意いただければ大変助かるそうです。

 

 

 

兼六園ライトアップへ 

 

 

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兼六園がライトアップ中というので寄ってみました。

 

 

 

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最近のカメラは手ぶれ補正がすごいなぁ。

全部手持ちで撮影ですよ。 

 

 

旅行記はもう少し続きます。 

 

 

 

 

 

 

 

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