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今回は、1泊2食2名で約8.5万円の宿に泊まったのに、
あんまり満足できなかったとかいう、サイテーなお話です。
うん、まぁ今までもこういうことはあったのですが、
そういう場合は、たいてい筆が走らなくて、
パソコンの前で「うー」だの「あー」だの唸りながら書くわけで、
結果、満足のいく仕上がりにならなくて、
「うわぁぁぁぁ」って全削除。
今回もそうしようかと思ったのですが、
北九州から東京まで1,500kmの旅の途中で、話がつながらなくなるし…。
うん、まぁ要するに、
普段以上に文章がグダグダになりますよ、ってことで
ご承知おきください。
言い訳うるさいですね、私。
で、その満足いかなかった宿というのはココです。
2020年6月にオープンした、ふふ奈良。
カトープレジャーグループは旅館やレストランを全国展開している企業ですが、
大きく経営を広げているにもかかわらず、
どの店舗に行ってもクオリティが安定しているので、ちょいちょい利用します。
うどんで有名な「つるとんたん」もカトープレジャーグループですよ。
相方がグループメンバーなので、
お部屋のグレードアップとかレイトチェックアウトやら
諸々の恩恵が受けられるので、便利に利用させてもらっています。
店舗一覧はコチラをご参照ください。
熱海の海峯楼とか箱根の翠松園などは、よく通ったので
全否定ではないですよ。そこんところよろしくです。
チェックインは15時。
バレーパーキングなので、ここで車を預けます。
左手に駐車スペースがあるのですが、結構狭いので、
宿泊客が自由に停めるよりも、効率的に停められるからかもしれません。
チェックイン時のウェルカムドリンクは冷やし飴。
お部屋は111号室に案内していただきました。
高級感がすごいお部屋でした。(語彙力)
ふふ奈良 プレミアムコーナースイート 1泊2食
メンバーシッププラン
チェックイン15時 アウト12時(通常11時)
宿泊料金 42,500円×2名(税サ込)
一休.comはコチラ
ふふ奈良のHPはコチラ
黙って写真だけ載せても仕方ないので、話題を変えて、あの話をします。
コロナワクチン。
ふふ奈良からコロナワクチン?
ふり幅が大きいですね。
私が大手町にある、自衛隊の東京大規模接種会場で、
ワクチン接種のお手伝いをしていることは以前の記事でお話ししましたが、
先日、相方の予約が取れましてね。
私が打って差し上げました。
相方に。
コロナワクチンを。
私が。
打ったんです。
私のドSもここに極まれりです。
えぇ、もちろん予約は正規ルートですよ。
家族枠なんて、あるわけがないし、
あったら、とっとと打ってるし、
毎週毎週、金曜日の18時に予約サイトを開いてにらめっこした一人です。
で、予約が取れたその日は、私の勤務日。
そして私はその日、接種担当だったので(他、予診票確認担当、経過観察担当あり)
〇階の〇番ブースで打ってるから、何がなんでも来い。
とミッションを出しまして、
私の指示に忠実な相方は、最初の受付で、
「妻が〇階で打ってるから〇階に行きたい」と言い、
接種ブースでは「妻が〇番で打ってるから〇番に行きたい」と言い、
本当に私の接種ブースにやってきました。
相方の顔を見るまでは「打つとき針をグリグリ動かしてやる」とか
「『チクっとします』なんて言わず、いきなり刺してやる」とか
秘密の計画をコッソリ立てていましたけど、
なんか仕事スイッチが入っていたらしく、全然無理。
普通に優しく接してしまった。
自分でもびっくり。
ワクチン接種業務なんて、やってみて初めて知ったんですけど、
とにかく間違いのないよう、注意力、集中力が必要。
そして1日1万人来場するので、忙しいと1時間で50人くらい打ちます。
スピードは要求されてないけど、待合所が混んでくると気持ちが焦るので、
接種業務を1日やると疲労困憊。
帰宅後ソファでトドのように寝ていると、
息子から「お母さん、今日接種だったでしょ」
と言われるまでになりました。
なので、接種ブースに入ってきた相方の顔を見ても、
「どこかで見たことあるな」程度にしか思えなくて、
「こんにちはー。どうぞ椅子におかけくださーい。」
なんて笑顔で朗らかに言ってしまった。
あれ?こんなはずじゃ。なんて思ったって、
一度ONになってしまった仕事モードをOFFにすることはできません。
一応、一緒にペアを組んでいた看護師には「夫です」なんて言い、
「あらー」なんて言われたりしましたけど、相方との雑談は無し。
淡々と業務をこなします。
『確認のためにお名前を教えていただけますか?』
「〇〇〇〇です」
『ありがとうございます。今日はワクチン1回目ですね?』
「そうです」
『〇〇さん、食べ物アレルギーがあるんですね』
「はい」
『医師から経過観察30分の指示が出ているので、ゆっくり休んで行ってくださいね。
もし気分が悪くなったら、周りにいる看護師にすぐ声をかけてください』
「はい」
『今まで点滴とか採血とか、針を刺して気分が悪くなったことはありますか?』
「ありません」
『アルコール消毒でかぶれることはありませんか?』
「大丈夫です」
全部知ってるよ!
心の中で突っ込みますけど、なにも発せず、
我ながら集中力すごいな、なんて関心しながら、
普段やっているように、できるだけ痛くないよう、短時間で終わるよう、
優しく打ってしまった。
針をグリグリ動かすつもりが
『お薬ゆっくり入れていきますねー』なんて事まで言ってしまった。
どうした私!
相方もブースを出るときに「ありがとうございました」
なんて頭を下げて出て行ったりして、
『この男性、ずいぶん丁寧なお礼をするな』みたいなことを思ったりして、
最後まで「どこかで見たことのあるオジさん」感覚でした。
あぁ、その時やっと「またね」なんて手を振ったかな、たしか。
家に帰ってからは
「なんか腕が痛くなってきた!挙がらない!」なんて訴えてくる相方に
「良かったじゃない。ちゃんと薬が入った証拠だよ。ていうか入れたし」
『2回目の接種にはまったく支障はありませんので、
安心して受けてください(業務口調)』みたいな、
いつものサディストな妻に戻りましたけどね。
ふふ奈良は、こんな感じだったんですけど伝わりましたか?
今こうやって見返しても、なにが満足いかなかったのか良くわからないのですが、
たぶん、部屋が暗くてローガンの私たちは目がショボショボした、とか
アメニティの香りが好みじゃなかった、とか
そういう本当にどうでもいいくだらないことだと思います。
やはり何事にも相性というものがあるので、
この旅行記は参考にしないでください。
しかし悔しいのは、相方も
「俺もなんか満足できなかったんだよね」とか言ってたこと。
生意気なやつめ!
やっぱり針をグリグリしてやればよかった!
動画を作成しましたので、よければコチラもご覧ください。
内容はふふ奈良のことばかりです。
コロナワクチンは出てきません。
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