前回の記事の続きです。
翌朝は、鱗光荘から徒歩10分くらいのところにある、
島武意海岸(しまむいかいがん)までお散歩しました。
日本の渚百選らしいですよ。
遊歩道を使って海まで降りられますが降りません。
だって、疲れそうじゃない?
ここは何回も来ていますが、1回も降りたことはありません。(キリッ)
雲丹漁が行われていました。
鱗光荘のご主人も、この中にいるのかな?
この時、午前7時くらいですけど、
誰も周りにいないのでマスクを外して深呼吸したら、
なんと空気のおいしいこと!
自宅の近所でも、周りに誰もいなかったらマスク外して
フレッシュな空気を吸ったりしますけど、全然違う。
東京と北海道の空気を比べちゃダメだけど、こんなに違うのかと驚きました。
朝食は7時半に一斉スタートです。
前日の夕食に比べて量は抑えられていますね。
ここに、炊き立てご飯とお味噌汁。
最後にはコーヒーとヨーグルトが出ます。
シンプルだけど、これもおいしい。
シンプルなものをおいしくするって難しいんですよね。
素材の鮮度が抜群にいいので、シレッとおいしいものが出てきます。
そして最たるものが、この甘えび!
「さっき獲ってきたんですよ」ってご主人。
まるで「冷蔵庫から取ってきたんですよ」くらいの軽いテンション。
まだヒゲが動く海老もいたけど「ごめんよ」と謝罪しつつ遠慮なく食べます。
見よ!この透き通った身を!
卵を抱いている海老もたくさんありました。
今年も鱗光荘の漁師飯に大満足!
「来年も必ず来まーす!」
と挨拶してチェックアウトした後に向かったのは…。
車で20分ほどのところにある神威岬(かむいみさき)です。
「女人禁制」と書いてありますが、
1855年まで、この地は女人禁制だったそうです。
理由は、
平泉で自害したと思われていた義経が実は生きていて(まじか)
北海道まで逃げて、そこで女性と恋に落ちる(静御前はどうした)
しかし北海道まで追手がせまり、義経は逃げます(お兄ちゃんしつこいな)
義経を想う女性は、置いて行かれたショックでここで身を投げます(え?)
が、
”女性を乗せた船が通りかかったら沈没させる”と恨みを込めてしまいます(そんなぁ)
その後、女性を乗せた船が通ると必ず沈没したため、
女人禁制としたそうです(とんだとばっちり)
そして身を投げた姿が岩となったのが『神威岩』で、
岬の先端から見ることができます。
遊歩道は片道20分という看板が出ていましたが、
写真を撮ったりしていると、往復で1時間ちょっとかかります。
でも景色が良いので、そんなに時間がかかった実感はないです。
ここも、ほとんど人がいないので、
マスクを外しておいしい空気をお腹いっぱい吸いながら歩いていきます。
こしてここが岬の先端です。
大きさはマンション14階相当って言ってたかな?
そんなに恨みを込めなくても…
と思ったり思わなかったりしますが、
ま、伝承なのでいいですね。
「甘い物が食べたい」とスイーツ男子の相方がケーキをご所望されたので、
小樽にあるルタオ本店で糖分を与え…
小樽駅前にあるドーミーインにチェックイン。
この後は、余市にある『余市サグラ』というイタリアンへ行きます。
予約困難店だそうですよ。
続きます。
あわせて読みたい