水炊きは、博多名物のひとつでしょうか。
今回は、創業が明治43年。
今年で112周年となる老舗店、新三浦に行ってきました。
新三浦のこだわりは、スープに始まりスープに終わる
創業時から365日火入れを続け、
継ぎ足しをしながら守ってきたスープは、一子相伝。
女将さんでさえレシピをご存じないそうですが、
これがもう、うまいのなんの。
鶏ももちろんおいしいんですけど、
スープの方がうまい?というくらいでしたよ。
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2020年8月に伺ってから、今回で2回目なのですが、
ここは女将さんの元気が良い!のです。
「スープをたくさん飲んで、お肌ツルッツルで帰ってくださいね」
これが口癖なのか、滞在中3回くらい言われました。
毎回笑顔で言われるので、私もつられてニコニコしてしまいます。
従業員さんも働きやすい環境なのか、笑顔の方が多いし、
落ち着いて接客していただけると、こちらも安心感を抱けて居心地が良いです。
お鍋はこれで3種類目
そして今回の、鶏の水炊き
3日連続でお鍋を食べていますが、
これがまったく全然飽きません。
山田屋が創業150年
やまさ旅館が100年
新三浦が110年
それぞれ100年を超える老舗料亭だからなのか、
お鍋がすべて別物に感じます。
ポン酢戦争ならず
実は3店舗の中で、どこのポン酢が一番おいしいかな~。
なんて心の中のお楽しみにしていたんですが、
どこも甲乙つけがたい。
山田屋は酸が強く、やまさ旅館は甘味が強く、
新三浦はカボスと生姜の香りが良い。
ふぐには当然甘味が強いポン酢は合いませんし、
すっぽんに生姜の風味はいらない。
当然ですが、それぞれのお店が食材のおいしさを
最大限に引き出しているポン酢でした。
ポン酢戦争ならずです。
残念。
予約はいつも通り一休.comから。
ランチは3コース
梅コース 全5品 4,114円
藤コース 全7品 6,050円
松コース 全10品 9,680円
(税・サ込)
今回は、一番安い梅コースです。
内容は鶏の湯引き・水炊き・野菜・雑炊・デザートの5品。
まずは鶏の湯引き
梅肉醤油につけていただきます。
スープに始まりスープに終わるですから、
すぐにスープが提供されます。
仲居さんがつきっきりでお世話にしてくれるので、
私たちは何もすることがありません。
スープを飲み干すと、すぐに注いでくれます。
これがもう本当に、心からおいしいと思えるスープなのです。
お肉はホロホロと肉離れも良くて甘い。
ポン酢に入っているカボスは手絞りにこだわっているそうで、
生姜の風味も効いています。
東京で水炊きを食べに行くと、スープの追加は料金が発生したりするのですが、
博多で、そんなお店はないそうです。
飲んだらじゃんじゃん追加してくれます。
白菜が小さく切ってあり、とても食べやすいサイズになっていました。
主婦として勉強になるわー。
締めの雑炊です。
これはこれでおいしいんですけど、
スープだけで飲んだ方が断然おいしかったかな。
デザート
品数は5品と控えめでしたけど、
スープをたらふく飲めたので、大満足です。
山田屋、やまさ旅館と同じく、
新三浦も、これから何度も通うお店になる予感がします。
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九州旅行まとめ
2022年最初の旅行は5泊6日で九州を1周していたわけですが、
今回の記事でいよいよ最後です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
こんな旅程だったのですが、無事に完走できました。
<旅程>
1日目(長崎県)
佐世保バーガー、ブラッサム熊本宿泊、菅乃屋で馬刺し
3日目(鹿児島県)
鹿児島県妙見温泉石原荘宿泊
4日目(宮崎県・大分県)
大分県臼杵 山田屋でフグ料理、JR九州ホテルブラッサム大分宿泊
5日目(福岡県)
やまさ旅館ですっぽん料理、ゆふいんの森乗車、ロイヤルパークホテル福岡宿泊
6日目
新三浦で水炊き、福岡空港から帰京
地図だとこんな感じ。
6日間の旅行で、今回もおいしいお店にたくさん出会えましたよ。
後半の3日間では、ポン酢の奥深さを学ぶことができましたし、
老舗店には、老舗になる理由がちゃんとあるということも学べたのが良かった。
鉄分の多い温泉をよく利用したせいか、貧血気味が改善しましたし、
一番驚いたのは、これだけ食べたというのに体重が増えていなかったということ。
すごいな、和食。
最後に、今回の旅行の総額を計算してみます。
誰得?な気もしますが、どなたかの参考になれば幸い。
<今回のお会計>
タクシー (ホテル→新三浦)670円
タクシー (新三浦→空港)1,010円(クーポン利用)
新三浦 9,559円
むつか堂カフェ(喫茶)1,793円
羽田空港駐車料金 9,180円
総合計 417,150円+特急券代(たぶん1万円くらい?)
※私たちは陸マイラーなので、
航空券代はすべてマイルで支払っています。
このような結果となりました。
重ねてのお礼になりますが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
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