2011年にオープンし、2013年から8年連続2つ星を獲得しているリューズへ行ってきました。
場所は六本木交差点、ミッドタウンから徒歩圏内。
近隣のコインパーキングに車を停めたら、20分400円。
六本木って高いよねー!
電車じゃなくて車で行った私たちも悪いけど、
六本木って高いよねー!(2回目)
うちの近所(東京都下)のコインパーを見習えよ。とか思う。
訪問したのは約2年ぶり。
来るたびドキドキしてしまう高級感が漂っています。
ランチコースは2種類
・前菜2皿、魚料理、肉料理、デザート 5,900円
・お任せコース MENU "Ryuzu" 8,600円
今回は前者をお願いしました。
まずはアペリティフですが、帰りは私が運転なので、
薔薇の香りがするというお茶をいただきました。
まるでヴァンパイアになった気分です…。
むかし「ポーの一族」という、巨匠・萩尾望都の漫画がありましてね、
美しきヴァンパイアたちが、人の血の代わりにバラのお茶を飲むんですよ。
人を襲ってばかりいたら、人間社会で生活していけませんからね。
そんな話は要らないとか言わないでくださいよ。
来週のテストで出ますから、ちゃんと覚えてくださいね。
主人公は、エドガー・ポーとアラン・ポーツネルという二人の男の子なんですが、
エドガー、アラン、ポー。
エドガーアランポー
という小ネタもあるし、もっと深い話もあるんですから。
今日はこれくらいにしておきますけどね。
リューズは6月14日から通常営業を再開されたそうですが、
座席数が減っていて、席と席の間もかなり離されていました。
東京では連日、コロナウィルス感染者が100人を超える状況下でしたが、
そんな中でも、レストランにはかなり人が戻ってきている印象です。
座席数が減っていると言いつつも、さすがの満席でした。
グリーンオリーブのマドレーヌ
冷たいとうもろこしのスープ
夏を感じさせる一品ですね。
関アジのガスパチョ
オクラ、きゅうりの夏野菜が下に隠れています。
ガスパチョが濃厚なんですが、その味に負けていない関アジ。
そして夏野菜。
お互いの素材がぶつかり合いますが、うまくまとめる飯塚シェフの腕はさすが。
ルクセンブルクから空輸されているパン。
これは本当に美味しい。
いろいろなところでパンをいただきますけど、3本の指に入る。
新潟産 発色椎茸のタルト仕立て
シェフのスペシャリテですが、
飯塚シェフは新潟出身なので、新潟の食材がたくさん登場します。
和歌山産の鮎です。
まず3枚におろしてから、身の内側に内臓のペーストを塗っているそうです。
中骨は骨煎餅に。
身を元に戻して揚げ焼き。
鮎は難しいなー。
美味しいんですけど、塩焼きにして頭から丸ごと食べるのが、私は一番好きなので、
こねくり回されると「うーん」となってしまいます。
新潟県産の妻有(つまり)ポークです。
この豚肉は本当に本当に美味しいんですよ。
火を入れすぎず、ほんのりピンク色。
柔らかくて甘くて、皮もパリッと焼かれています。
妻有ポークが美味しいのか、飯塚シェフがすごいのか、それとも両方なのか。
これを今日食べられたのはラッキーでした。
国産ライチのデザート
よくある台湾産などの甘いライチではなく、
国産のせいか、さっぱりと酸を感じられるライチでした。
メインのデザートは、バジルのアイス、パイナップルのクリーム
一番上はメレンゲです。
さすが飯塚シェフ、重厚感のあるランチには唸りっぱなしでした。
これが@5,900円とはコスパ良すぎます。
飯塚シェフの料理を食べたら、渡辺シェフの料理が食べたくなりますが、
7月末には栗山シェフのいる新潟で妻有ポークを食べたし。
アサヒナには1回しか行ってないし、時々、三軒茶屋一丁目食堂を挟みたいし…。
妄想は止まりませんが、結局はロブションが好きなんだな。
と思った次第。
そうそう、駐車料金ですが、
20分400円で、合計4,500円でした。
もう!六本木高い! ヾ(。`Д´。)ノ彡☆
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