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前回の記事では、伊良部島と下地島の観光について書きましたが、
今回はまず、航空ファンの聖地と呼ばれる『17エンド』から。
17エンド(わんせぶんえんど)
定期便が運行されていたのですが、現在はなし。
しかし海がとてもキレイだというので見に行ってみました。
最初は海が目的だったんです。
海が。
宿泊したヴィラのオーナーご夫妻が、
「イラブスカイブルー」と(個人的に)名付けたという美しすぎるビーチ。
午前中から昼間の時間帯が特におススメだというので、お昼前に行ってみました。
駐車場と思われる空き地に車を止め、歩いていると、
海に向かって伸びる誘導灯が見えます。
「海」「誘導灯」「飛行機」という条件が
航空ファンの心を離さないのかと思っていたら…。
ゴーーーーーッという爆音とともに、
隣に伸びる滑走路から飛行機が飛び立っていきました。
「定期便は運行していないって言ってなかった?」
「あれ、ソラシドエアじゃない?」
「望遠レンズなんて準備してない!」
「いいよ、肉眼で見て覚えておこう!」
とりあえず、下からは見えないと思うけど、
大きく手を振ってお見送り。
「すごかったね」
「写真撮りたかったね」
感想を述べつつ、海の写真を撮っていると、
ゴーーーーーッ
飛行機が再び飛び立ちます。
手を振り、また写真を撮っていると、ゴーーーーーッ
ちょまって。
来すぎじゃない?飛行機。
なんなら10分間隔くらいで飛び立ってる。
「ちょうどラッシュの時刻なのかもね。
もう次は夕方まで来ないんじゃない?ゴーーーーーーーッ」
ここで私は思い出した。
どこかで読んだ記憶が…」
そうなんです。
パイロットがタッチアンドゴーの訓練をしているようなのです。
下地空港は滑走路が3,000mもあって、その長さは羽田空港並み。
4日間の滞在中、初日は分かりませんが、
残りの3日間、ソラシドエアがお昼前後にタッチアンドゴーの訓練をしていました。
なぜ3日間行われていたのか知っているか、というと、
3日間とも見に行ったからです。
これだけで写真を500枚くらい撮りました。
その中から厳選したものを載せていきたいと思います。
ちなみに1枚目は4日目。
4枚目は3日目に撮りました。
3日目までは北風でしたので、離陸した機体を見てばかりだったのですが、
4日目は南風になったので、この誘導灯からの着陸が見られました。
大迫力。
タッチ
アンドゴー
右から左から、写真撮りまくりのまくりまくり。
コックピットも見えそうです。
動画も撮影しましたので、こちらもどうぞ。
7分24秒辺りです。
私たちの興奮を、飛行機操縦訓練中の長男に伝えたところ
「ふーん」
「あれ?もうちょっと感動とかないの?」
「タッチアンドゴーでしょ?」
「なんなの、その『俺はもうやり飽きたゼ』みたいな空気」
「うーん、言いづらいけど、それが訓練だし」
長男によると、タッチアンドゴーより珍しいものがいくつか写っているそうです。
左の方に赤いライトが4個並んでいるのが見えますか?
これは「侵入経路指示灯」と呼ばれるもので、
飛行機が着陸する際、適正な進入角を保っているか、色で判断するんだそうです。
角度が高いと白4個
低いと赤4個
ちょうどいいと白白赤赤に見えるそうです。
「お母さんたちは低い位置にいるから赤4個で見えたんだよ。
操縦している時にこれが見えたらヤバいし、初めて見た」と。
あと動画には『後方乱気流の音』が入ってるそうです。
航空機の運航による乱気流のことらしく、
たしかに着陸後に変な風の音が聞こえていました。
自分の前の飛行機が、自分よりも大きな飛行機の場合、
後方乱気流に巻き込まれないよう、
着陸した地点より前に着陸しないといけないんだそうです。
時間をあければ大丈夫というものでもないそうで、
「もう大丈夫かと着陸したら、まだ乱気流が残ってて巻き込まれたことがある」
「すかさず着陸断念して離陸したら、教官から『グッド』もらったんだよね」
と相方と同じ顔してドヤってました。
他にもいくつか教えてくれましたが、
文字数の都合によりこれくらいにしておきます。
文字数の制限なんてないけど。
私は3日間ソラシドエアを見続けて、すっかりファンになってしまいました。
「空から笑顔の種をまく」のキャッチコピーもいいし、
あごゆずスープもおいしいよね。
サイト貼っちゃおう!
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島尻マングローブ林
ここからは宮古島観光です。
右が宮古島。
先端の方にあります。
市指定の天然記念物で、宮古島最大のマングローブ群だそうです。
「どれがマングローブなの?」
未だ、すっとこどっこいなことを言う相方を無視して散策します。
※マングローブとは
熱帯および亜熱帯地域の河口汽水域の塩性湿地にて
植物群落や森林を形成する常緑の高木や低木の総称。
ここはヤエヤマヒルギ群落と呼ばれている場所で、マングローブだらけ。
観光には遊歩道を使って片道10~15分くらいかかりました。
しっかり整備された遊歩道なので、歩きやすいと思います。
池間島
と、その前に。
9月に宿泊希望の、こちらの一棟貸しヴィラもチラっと下見。
相方「予約をする前に、ちょっとお前に確認しておきたいことがある」とな。
相方「目の前に風力発電の風車があるんだけど、大丈夫?」
私「Σ(ОД○*)」
ワタクシ巨大物恐怖症で、この風車が特に怖いのです。
写真では小さく写っていますが、実際はもっと圧迫感があります。
「慣れるかもしれないけど、慣れないかもしれない」と答えておきましたが、
相方の気まぐれで予定が変わることが多々あるので、
9月に行くかもしれないし、行かないかもしれません。
同じような巨大物恐怖症の方、いらっしゃいませんか?
私はあと、下から見上げるダムとかバナナの木の葉っぱとか無理です。
高層ビルとかスカイツリーは平気なんですけどね。
海はとてもキレイなのに。
これは全然怖くない。
ヤギ料理専門店 居酒屋めーめー
今回宿泊したヴィラには食事が付いていません。
キッチンがあるので、自炊をしてもいいのですが、
旅行に来てまで献立を考えるなんて苦行をしたくなかったので、
基本テキトー。
ソーキそばは外せないので、ある日の昼食でいただきました。
もずくが無料トッピングサービス中でしたよ。
そして抜群においしかったのが、こちら。
居酒屋めーめー
『めーめー』という店名の通り、ヤギ料理のお店です。
昼はヤギ蕎麦専門店。
夜はヤギ刺しなどのヤギ料理が食べられるようです。
ヤギはチーズ(シェーブルチーズ)が好きでよく食べますが、
お肉を食べるのは初めてです。
「こちらのお席にどうぞ」
と通されたテーブルに、先客がいらっしゃいました。
「まぁまぁ、まずは一杯どうぞ」
「あとでおいしく食べてあげるからね」
なんて会話があったりなかったり。
まずはヤギの唐揚げです。880円。
うん、クセが強い!
ヤギの匂いがすごいです。
たとえるなら動物園にある「ふれあい牧場」
あの匂いがします。
でも全然平気でした。
そもそもシェーブルチーズ好きだし、ジビエ好きだし、
獣臭がするものも好きなので、私的にはとてもおいしい。
左が『玉刺し』1,900円
ヤギの睾丸で、希少部位だそうです。
右は『ヤギ刺し』1,500円
メニューには「ヤギ度」が星5つ満点で表記されていて、
これでクセの強さが分かります。
玉刺しは☆☆☆☆
ヤギ刺しは☆
お店の方に「ヤギ料理は初めてですか?」と声をかけてもらったのですが、
初心者に玉刺しは難易度が高いそうです。
「へー。全然平気です」
と答えましたが、本当にクセはほとんど感じられませんでした。
牛スジ煮込み。
想像以上にヤギのクセが強かったら何も食べられなくなる可能性もあったので、
保険をかけて牛肉料理も注文しておきましたが、取り越し苦労でした。
ヤギを食べた後に牛を食べると味がしない。
そして一番のおススメメニュー。
ヤギ蕎麦塩☆☆☆☆です。
レギュラーサイズが908円
ハーフサイズが574円で、写真はレギュラーサイズです。
うん、これもヤギのクセが十分出ていておいしいです。
湯気と共に上がってくるヤギの香りが最高でした。
私たちはヤギ好きなので、星の数が多いものを食べましたけど、
もちろんヤギ蕎麦でも星が一つのものもあります。
牛や豚に飽きてきた人。
ジビエ好きで、ちょっと試してみたい人に、ぜひおススメです。
総括
2月に伊良部島なんて、どういう目的だったのか、
改めて相方に問いたいところで、
4日間の滞在中、3日間も寒いという結果になりましたが、
ヴィラが思いのほか過ごしやすかったのと、
引きこもってばかりじゃなく、たまには観光するのもいいじゃない。
でもやっぱり4月くらいに行くのが一番いいんじゃないと思われます。
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