おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【永田町】ザ・キタノホテル東京 宿泊記②  ミシュラン2つ星スペイン料理のサンパウでのディナーと朝食

 

 

 

前回の記事の続きです。

 

 

www.oisiimon.com

 

 

 

今回の宿泊プランは1泊2食

ディナーはなんとホテルの2階にあるRestrant Sant Pau(サンパウ)

 

美食の地、スペインのカタルーニャを代表するミシュラン獲得の女性シェフ

カルメ・ルスカイェーダの創造性豊かな美しい料理を堪能します。 

(スペインでは3ツ星)

 

 

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場所は2階

ウェルカムドリンクで訪れたティーラウンジ佳風のお隣。

写真でいうと左の方に扉が写っていますね。

 

 

 

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ここで大事なことを書きます。

 

サンパウの通常メニューは、ディナーで2種類

・ガストロノミック 19,000円

・デギュスタシオン 24,000円

(税・サ別)

今回のプランはデギュスタシオンでしたので、

二人で行ったらたぶん総額5~6万円くらい。

 

宿泊代金は、Gotoトラベル等モロモロ加味して総額48,500円でしたので、

あらやだ。

サンパウに行ったら、キタノホテルの宿泊と朝食がおまけでついてきちゃった!

 

てなかんじで、ヒジョーにお得でした。 

 

 

 

 

全9品のお料理をご覧あれ

 

 

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サンパウは以前は日本橋にあったのですが、2019年3月に移転。

店内の雰囲気がガラリと変わって、全体が見渡せるようになっていました。

撮影は夜でしたので暗いですけど、日中は燦燦と日が差し込んでくるそうです。

 

 

 

旧ブログに過去記事あります。


 

 

 

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マスケス・デ・リスカル2016

スペイン ルエダ地方のベルダホ品種から作った白ワインだそうです。

 

スペインワインは全然詳しくないんですが(他の国もだけど (ノ´∀`*))

口当たりが軽くて、若干のコクを感じられるワインでした。

 

 

 

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前菜1皿目はアペリティーボ3種類の盛り合わせ

 

カルメシェフが子供のころ、ご実家がお総菜屋さんだったそうで、

その時の人気シリーズをアレンジしたそうです。

 

左から鱈のクロケット、豚のパテ、南スペインのマンチェゴチーズ

 

 

 

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前菜2皿目 サルモレッホ

サルモレッホとは、南スペインの伝統的なトマトの冷製スープで、

ガスパチョの原型になったと言われているそうです。

 

トマトと一緒にイチゴを使っているので、フルーツの酸が爽やか。

甘みもあります。

添えてあるチアシード根セロリ、バジル、

つぶつぶ卵黄等を自由に合わせて味変します。

 

 

 

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前菜3皿目は車海老のア・ラ・プランチャと水夫のトースト

 

下には海老のソースを含ませたトーストが敷かれていて、

ソースはカタルーニャの伝統的なソース(なんて言ってたかな?)です。

 

海老のうまみが濃厚に出ており、

噛んでも「海老!」

噛んでも「海老!」

 

口の中での海老主張がすごい。

口から鼻からすべてが海老だらけになるほど風味が豊かでした。

 

 

 

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前菜4皿目 子羊とひよこ豆のコシード

 

このお料理は中東からのインスピレーションを受けていて、

カルメシェフのご長男、ラウル氏と考案した一品だそうです。

 

香味野菜とカレーのスパイスで煮た子羊が中にあり、

ひよこ豆を練り込んだ手打ちパスタは砂漠を表現しているそうです。

 

 

 

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お魚料理は、北海道産のアンコウに、ソースは同じく北海道産のモズク蟹

これはシェフがテーブルに来て仕上げてくれました。

 

 

 

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お肉料理はイベリコプルーマのラカド

 

付け合わせはメープルシロップでコンフィしたリンゴと、

中には根セロリのピューレが挟まっています。

 

 

 

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デザート一皿目

カタルーニャ地区のマレスメの薔薇をイメージしたデザートです。

 

薔薇の花びらは、イチゴのチョコレート

下にはベリーフルーツのムース

アーモンドが添えられています。

仕上げにローズウォーターを振りかけて、香りもバッチリ。

 

 

 

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2皿目のデザートは、ドゥルセ・デ・レチェ

 

カルメシェフが好きな宇宙を表現しており、

銀河系→英語でミルキーウェイ→ミルキーから

乳製品を使ったデザートを考案したそうです。

 

 

 

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最後の小菓子は『七曜日』と銘打たれており、

同じくカルメシェフの好きな宇宙を小菓子にしたそうです。

 

太陽系惑星を表現すると、水金地火木土天海冥の9種類。

小菓子としては多いため、七曜にしたとか。

 

右のお皿から月・火・水・木・金・土・日

(真ん中のお皿は上から反時計回り)

 

月:ミモザのボンボン

火:真っ赤なボンボンショコラ

水:ウィスキーボンボン

木:ポルボロン

金:フルーツゼリー

土:ヘーゼルナッツを使ったボンボンショコラ

日:バナナとパッションフルーツのボンボンショコラ

 

 

 

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レシピはスペイン本土と、頻回にやり取りをするそうですが、

カルメシェフの遊び心や繊細さがふんだんに表現されていて、

食べてもおいしい、見てもおいしいお料理でした。

女性っぽさが表現されていて、私は結構好きなんですよねー。

 

魚介料理がとてもおいしかったのも印象的。

アンコウも良かったけど、一番印象に残ったのは、やっぱり車海老かな。

あの口の中での主張はすごかった。

甲殻類好きな方はぜひ!

 

 

 

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お部屋に戻ったらターンダウンが済んでいました。

 

 

 

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お腹いっぱいですぐに横になれる幸せ。

 

 

 

朝食

 

 

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翌朝は、サンパウが朝食会場になりますが、

お料理もサービススタッフも違います。

時々「サンパウの朝食が食べられる!」と間違える方もいらっしゃるそうなので、

ご注意を。(私たちも最初そう思っていた…)

 

 

 

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和食と洋食から選べました。

 

 

 

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時間は7~10時

予約制ではなく、好きな時間に行けばいいっていうのがポイント高い。

 

 

 

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コーヒー等の飲み物はセルフサービスですが、

ビニール手袋を使うので感染対策もバッチリでしたよ。

 

 

 

総括

 

おいしかったのは言わずもがなですが、

今回はお料理の説明をとても丁寧にしてくださったので、

より理解が深まったのは良かったです。

 

「アンコウです」とだけ言って出されるのと

「北海道産のアンコウです」と一言添えてくれるだけで全然違うように、

お話を聞けば聞くほど、お料理っておいしくなりますよね?

 

ホテルは2019年4月に完成したばかりキレイだし、

なんてったってキタノホテルの前身は長期滞在向けでしたので、

東京観光にはピッタリのホテルでもあると思います。

 

皇居も徒歩圏内なので、走る方は皇居ランもできますよ!

 

 

 

 

 

 

 

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