石川県加賀市の山代温泉は、和倉、山中と並ぶ北陸随一の温泉地だそうです。
その中でも、リニューアル後、高級旅館へと生まれ変わり、
ルレ・エ・シャトー加盟宿にまでなった、べにや無何有へ行ってきました。
宿名の無何有とは『何の作為もない、ただ自然なこと』という意味だそうです。
客室はわずか16室。
その全てに山庭に面した源泉露天風呂がついており、
和室、洋室、和洋室、特別室という4種類のお部屋から選べます。
予約はいつも通り一休.comから
べにや無何有 洋室1泊2食2名
プラン名:シェフおすすめの一品付き
一休ダイヤモンド会員特典:地酒1合、またはワイングラス1杯
チェックイン15時 アウト11時
宿泊料金 91,960円(税込)
一休.comはコチラ
べにや無何有のHPはコチラ
ルレ・エ・シャトー加盟店
ルレ・エ・シャトーとは、1954年にフランスで発足された、
一流のホテル、レストランで構成された、世界的な非営利会員組織だそうです。
加盟には厳しい審査があり、
2020年日本での最新加盟店は、
ホテル11軒、レストラン9軒のみ。
しかしミシュランと違って会員組織なので、
ルレ・エ・シャトーから退会した名店もあったります。
よって、加盟していないから店として難ありというわけではなく、
「審査してもらったんだ」
「合格したんだ」
「すごいな」
くらいで、我々は受け止めるのがちょうどよいかもしれません。
現在の日本国内加盟店
<ホテル11軒>
強羅花壇(箱根)
扉温泉 明神館(松本)
べにや無何有 ←今ここ
神戸北野ホテル(神戸)
ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ(沖縄)
西村屋本館(城崎温泉)
上7軒は行ったことがある宿です。
旧ブログを含め、記事があるものにはリンクを貼っておきますので、
何かの参考になれば幸い。
リンクが貼ってないものは、ブログを始める前に訪問しているので、
記事はありません。
下4軒は未訪問の宿ですが、なぜ分かりやすくしたかというと、
旅程の決定権を持つ相方(夫)への
「まだ行ったことないよー」という単なるアピールです。
<レストラン9軒>
オテル・ドゥ・ミクニ(東京)
オトワレストラン(宇都宮)
柏屋(大阪)
ヒカリヤ ニシ(松本)
ラ・ベガス(大阪)
レストラン モリエール(札幌)
レストランは3軒しか行ったことがないようです。
以下同文。
チェックイン
話を無何有にもどしまして…。
宿では加賀温泉駅への無料送迎も行っており、
到着時は、電車の到着時刻は前もって知らせておけば随時。
出発時は(たしか)30分おきに駅まで送っていただけます。
移動時間は10分くらい。
案内されたロビーは、とても明るく、どこを撮っても絵になります。
ウェルカムドリンクは、搾りたてのリンゴジュース。
ここでチェックイン手続きをしますが、皆さんとてもフレンドリー。
ニコニコと笑顔で接してくださり、滞在への期待値も上がっていきます。
それでは、お部屋に案内してもらいましょう。
お部屋の名前は黄蘗(きはだ)
黄蘗色とは日本の伝統色で、各部屋に様々な色の名前が付いているそうです。
扉を開けるといきなり階段が!
上っていくと…。
右手に水屋が。
こちらはあとでご紹介します。
こちらが客室です。
和室と迷ったのですが、洋室にしました。
でも正解だったかも。
とても明るくオシャレな雰囲気のお部屋です。
お部屋の広さも60㎡あり、十分な広さ。
ベッドサイドに置いてあった鍵には、
黄蘗色のキーホルダーが付いていました。
ルレ・エ・シャトー加盟店であることを、
さりげなくしっかりアピール。
ちょっとエンボスかかってて、肌触りの良いリネン。
beatsのスピーカーもスタンバイ
洗面所です。
これらのアメニティは、無何有オリジナルだそうです。
売店で売っていたので値段をチェックしてみましたけど、
なかなかのお値段でした。
クレンジング6,600円、フェイシャルウォッシュ8,140円
ローション10,450円、エマルジョン12,045円、ボディローション5,995円
文字を入力する手がプルプル震えてしまうくらい強気な価格設定だけど、
そのお値段からも分かるように、しっかり作り込まれていて、
洗いあがりもしっとりするし、香りも強くない。
普段は300円くらいの洗顔フォームを使っている私のお肌が喜んでいました。
タオルウォーマーもあります。
バスルームにもありましたよ、オリジナルアメニティが。
えっと、こちらはですね…。
シャンプー5,500円、コンディショナー6,150円、ボディソープ5,500円。
こっちも高いなおい。
源泉を使っている露天風呂です。
湯温設定はフロントにお願いするシステム。
写真では分かりづらいですが、2人でもゆったり入れるサイズです。
目隠しの簾のおかげで景色は見えません。
可動式にしてくれたら良かったのにな。
水鳥工業と、ひびのこづえ氏コラボの履物です。
これも購入したらイチマンエンくらいするんですが、
売店では8,250円で売っていました。
このテラスの居心地がとても良かった!
爽やかな初夏の風が吹き抜けていきます。
角部屋だったので、明り取りの窓も良い。
正面にある赤松も立派です。
クローゼットには浴衣がありますが、
こちらは、ひびのこづえ氏と無何有のコラボ。
パジャマは、ひびのこづえ氏、無何有、今治タオルのコラボ。
浴衣はサイズによって違いますが、9,000円前後
パジャマは13,750円でした。
もうお値段のご紹介はいいですか?
いいですね。
水屋はお部屋の階段を上った先にあります。
コロナの関係うんぬんで、冷蔵庫内は空っぽですが、
ルームサービスをお願いすれば、すぐに持ってきてもらえます。
お値段設定は、こんな感じ。
こちらはムリョーのコーヒー。
源泉の温泉に入って、ホテルオリジナルのアメニティで肌を整え、
コーヒーなんぞを飲みながら(アルコールもいいですねぇ)
肌触りの良いコラボパジャマを着て、履き心地の良いコラボサンダルを履いて、
緑の風を感じながらテラスでゆったり過ごす時間は、
ヨダレが垂れそうなくらい頭の中が空っぽになりますよ。
この宿、なかなか良いです。
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