おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【旅行記】北陸で冬の味覚食べ歩き③<高級旅館>加賀 山代温泉 あらや滔々庵宿泊記② 館内編  北大路魯山人って知ってる?

 

 

 

前回の記事の続きです。

 

www.oisiimon.com

 

 

 

おいしい蟹を食べたい。

 

この一心で北陸まで来て、

1人1泊ナナマンエンもする宿を選んだわけですが、

おいしい蟹を提供する本物の高級宿というのは、料理だけではないようです。

 

美術館並みの美術品を保有していました。

 

 

 

北大路魯山人

 

 

「あぁ魯山人ね、知ってる」

 

という人は多いと思いますが、実際どれくらいご存じでしょうか。

恥ずかしながらワタクシは

美味しんぼのお父さんのモデル」くらいのイメージでした。

 

多芸で美食家でなんかの倶楽部を作っちゃってワーッとやってる。

みたいな?(語彙力)

 

改めてGoogle先生に「魯山人って?」と問うたところ、

Wikkipediaを読むように勧められました。

 

ja.wikipedia.org

 

これを読むと、成功するまでは大変苦労された方だったんですね。

なんかの倶楽部を作ってワーッとよろしくやってる、やんちゃ坊主ではなかった。

 

 

 

 

あらや滔々庵と魯山人

 

 

で、その魯山人がまだ無名だったころ、当時のご当主が魯山人をバックアップをし、

その宿代として作品を置いて行くことがあったため、

現代まで多くの作品が残っているんだそうです。

 

 

 

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まず玄関にある衝立「鳥」も北大路魯山人

大正4年の作品だそうです。

 

とても存在感があって目を引きます。

 

 

 

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土間も美しかった。

 

 

 

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この書も魯山人のもの。

「抱付懐風」月を抱き明らかに 風を懐に清らかに

という作品。(大正12年

 

 

 

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これは魯山人の作品か分からなかったのですが、

優しい光ですね~。

 

 

 

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こちらにあるのも魯山人作。

屋号を彫ったもので、以前は看板として道に普通に置いていたんだそうです。

 

 

 

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左に写っているのが、初代須田青華

いち早く魯山人の才能に気づき手ほどきをした、魯山人の師だそうです。

 

 

 

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金継ぎが時代を感じさせますね。

 

 

 

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佇まいに奥ゆかしさを感じます。

魯山人のなせる業なのか、見せ方なのか。

 

 

 

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これも魯山人の作品。

 

お触り自由かしら。

触らないけどね。

 

 

 

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これも魯山人

楽閒(らっかん)(閒(しず)けさを楽しむ)

 

 

 

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館内3階には、魯山人の作品展示室がありました。

 

 

 

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しかしこちらは撮影不可だそうです。

なので写真は入口まで。

 

 

 

 

他、館内いろいろ

 

 

魯山人ネタはこれくらいにして、他の施設もご紹介しますね。

まず大浴場は3か所あります。

 

 

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<瑠璃光>

女性14時~21時/9時~10:30

男性21時~24時/7時~9時

 

 

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原泉閣>

男性14時~21時/9時~10:30

女性21時~24時/7時~9時

 

 

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<特別浴室「鳥湯」>

男性14時~21時/9時~10:30

女性21時~24時/7時~9時

 

 

すべて時間で男女入れ替え制になっていました。

タオルやアメニティ類は揃っているので、いつでも気軽に手ぶらで行けます。

もちろん源泉掛け流し。

 

あらや滔々庵の湯量は1日約10万リットルで、山代随一を誇っているそうです。

 

 

 

写真は一休.comからお借りしましたが、

他にもプロが撮った写真がたくさん載っているので、参考にしてみてくださいね。

www.ikyu.com

 

 

 

 

お風呂の後は湯上りです

 

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フリードリンクコーナーもあるんですよ。

 

 

 

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湯上りにピッタリなビールと…

 

 

 

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シャンパンもあります。

グラスに注いでお部屋で飲んでも良いそうです。

 

 

 

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夕食の頃合いからコーヒーに変わります。

 

 

 

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景色を楽しみながらオシャレに飲んでみる。

 

 

 

温泉卵

 

 

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玄関には温泉卵が準備されていますが、

これは翌朝いただきます。

 

 

 

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もはや存在自体に価値のある宿には不要の盾の数々。

 

今年の5月に宿泊した「べにや無何有」もそうでしたが、

あらや滔々庵も、お部屋以上に館内が絵になるお宿でした。

 

山代温泉には、まだまだ素敵な宿がありそうですね。

 

 

 

 

有栖川山荘

 

そうそう。

あらや滔々庵にはこのような山荘があるのです。

 

 

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写真は一休.comより

 

 

明治の初期、天皇ご来館の命を受けて、

数年掛かりで釘を一本も使わず建てたとか。

 

加賀藩魯山人だけじゃなく、天皇家とも繋がりがあるのか。

 

夜にバーラウンジとして利用していたそうですが、

改装中で、今後客室へと生まれ変わるそうです。

 

有栖川山荘については、

もう歴史でおなかいっぱいなので、これ以上はやめておきますね。

 

次はいよいよ蟹編です!(うひょ~)

 

 

 

 

 

予約は一休.comがお得でおススメです。

www.ikyu.com

 

 

 

 

 

 

 

 

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