<関連記事>
今回は金沢市にある「レ・トネル ぶどうの木」という
レストランへ行ってきたんですが、
まずは、お店の景観をご覧いただきましょうか。
なんなんだ、このオシャレ空間は。
ここでご飯を食べるのか?
オバちゃん緊張して右手と右足が一緒に出そうだぞ。
まずここは、金沢市中心部から車で20分ほどのところにある場所で、
株式会社ぶどうの木が、本店敷地内につくったレストランなんだそうです。
世界的建築家、坂 茂氏の設計による紙管温室をレストランにコンバーションした。
ってホームページに書いてありました。
その紙管とやらは、椅子や家具にもなっています。
そして、よく見ると、店内に、ぶどうの棚があるのです。
アクセス
・金沢駅から車で約20分
・JR森本駅からタクシーで約5分
・北陸自動車道、金沢森本ICから約3分
駐車場は100台も完備されているそうですよ。
予約&料金
予約はTable Checkというサイトからとりました。
いつも通り一休.comから。
と言いたいところですが、まだ提携していないようです。
コースは2種類
・17,600円コース
・13,200円ベジタリアンコース
(サービス料別)
・ワインペアリング 8,800円
・ノンアルコールペアリング 6,600円
・アルコール、ノンアルコールペアリング 6,600円
(サービス料別)
17,600円コース2人と、シャンパン、白ワインを1杯ずつ。
ジャスミンティー、ガス入りのお水をお願いして
税金もサービス料も含めて合計48,400円でした。
最初に書いておきまーす。
美しいお料理の数々
一人17,600円のコースって、
このお値段設定はハードル高いですよね。
しかし期待を裏切ることなく、
お料理も魅せてくれましたよ。
他のお客様がいらっしゃったので写真は撮れなかったのですが、
いきなりテーブルに座るのではなく、ウェイティングルームのようなスペースで、
ウェルカムドリンクをいただきます。
ぶどうの葉のお茶だそうです。
アミューズ
このままウェイティングスペースでアミューズです。
私「(小声)もしかして、ここでこのまま食事なの?
あの奥の空間とかテーブルとかは見るだけなの?」
相方(夫」「(小声)違うよ。ちゃんと来る前に勉強しておけよ」
この後、ちゃんとテーブルに着座してお食事しました。
私のように不勉強のまま行かないよう、食べログサイト貼っておきますね。
箱の中にはアミューズ2種。
菊芋のピューレを菊芋の皮で包んで揚げた小さな一品。
フォアグラのかぶら寿司
小さいんですが、しっかり作りこまれていて写真を撮る手が止まりません。
残りのひと箱にはメニュー表が入っていました。
「次はカウンターへご移動ください」
と促され「じらしプレイか?」なんて思いながら向かってみると、
砂山シェフが待ち構えていました。
左から能登しめじ、シモフリ、シモオコシという、
秋の名残を感じさせるキノコが並びます。
これらのキノコを調理したものの上には、加能蟹。
さらに温めたスープを注いでいただきます。
立ち食いですよ。
きゃー楽しい。
その後、いよいよテーブルに着席。
良かった。見るだけじゃなくて。
遠くから見ているだけでも美しかったのですが、
座ってみると、計算しつくされた景色が広がります。
たった一本のぶどうの木がツルを伸ばしていますが、
室内でこの景観を堪能できるなんて、素晴らしい!
写真は11月下旬なんですが、
あと数日で葉をすべて落としてしまうとおっしゃっていました。
ひと房だけぶどうが残っていましたが、これは正真正銘の見せる用だとか。笑
もう完熟しまくってて柔らかいんだそうです。
カトラリーも、このように並べられているんです。
キャーキャーというか、ギャーギャー言いながら写真を撮っていたら、
次のお皿が登場。
かき餅と岩海苔の小さな一品で、
砂山シェフの思い出がたくさん詰まっているようなお料理なんだそうです。
このブーケとメッセージが、この後もずっと、
テーブルの上に置いてあったのも、良い演出でした。
「庭師 高田ラボ」と銘打たれた料理は、
畑の野菜のように盛り付けられて登場。
自家農園で今朝収穫したばかりだそうで、
一枚一枚手書きの納品書付き。
これらを私たちも収穫しながらいただく、体験型のお料理です。
土佐酢のジュレと卵と混ぜてマヨネーズにしてもいいし、
好きなようにして食べて良いそうです。
パンは4種類。
インカのめざめを使った料理は、中に白子が入っています。
緑のソースは、シグレット、アサツキ、昆布。
ジャガイモをソースの中にコロンと落として一緒にいただきます。
次は塩釜が登場。
砂山シェフが割ってサーブしてくれます。
蕪は「あやめ雪蕪」という品種。
ゆずのピューレ、こぶな、もくず蟹のソース
「運転するから飲んでいいよ~」なんて珍しく優しく声を掛けてあげたら、
シャンパンの次に白ワインまで頼みやがった相方(夫)
食事の後は空港まで運転し、
さらには羽田空港から自宅までも車移動なんだけど、
運転する気はさらさらないらしい。
根セロリのピューレとチーズが中に入っていて、
泡のお出汁は、七面鳥からだそうです。
お肉は鹿だったか猪だったか…。
お魚料理はマハタ。
ゴボウ、銀杏、緑のソースはエストラゴン。
ゴボウのコンソメを入れて完成。
お肉用のナイフは店名入り。
「冬の始まり」というお料理は、
右から左に季節の移り変わりを表しているそうで、
右が秋の山で採れる香茸、
中央が鹿肉、
左には冬の食材である里芋のクロケット
デザートは3種類ありました。
柿・さつまいも・栗。
まずは柿から。
このデザートのイメージは焚火だそうで、
燻製の香りを付けたシロップをかけていただきます。
2品目はさつまいも。
3品目は栗です。
栗のモンブラン
青りんごとミルクのアイスクリーム
ミニャルディーズも3種類。
紅茶のフィナンシェ
ブランデーとシナモンの香りを移した餡子のきんつば
紙管をみたてた、チョコクリームとアーモンド
最後の飲み物はハーブティをお願いしたら、
使用したハーブも見せてくださいました。
レモングラス、レモンタイムなどの定番以外に、
ホップなんて使っているそうですよ。
これで二人で総額48,400円でしたが、
費用対効果は十分感じられました。
お料理がおいしいのはもちろんですが、パフォーマンスで魅せてくれるし、
なんと言っても建物の雰囲気も良い。
途中、雨が降ったりやんだり、晴れたり曇ったりと忙しいお天気でしたが、
そのたびに室内の色彩が変わったり、雨音が良いBGMになったり、
これだけ自然と隣り合わせで過ごせたら、誰でも優しい気持ちになるよね。
あぁ東京に帰りたくないな…。
今回の記事で2泊3日の北陸旅は終了です。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
2泊目のホテルは記事にしませんでしたが、
前回も宿泊したホテルフォルッツァ金沢です。(過去記事はコチラ)
1泊1室1万円くらいで、すごい設備のホテルだったヤツです。
最後、相方(夫)にインタビュー
毎度毎度書いていることですが、旅行の計画の全権は相方(夫)です。
私に決定権はない。(ぷんすか)
しかし今回はどこへ行ってもおいしく、失敗がなかったので、
普段どのように宿やお店の情報を集めているのかインタビューしてみました。
主な情報収集先のサイトは
これらを駆使し、半年前から計画をたてはじめ、
旅行の場合は1か月前まで入念に情報収集&計画。
食べ歩きの場合は、直前まで情報収集をするとか。
ここでブロガーの皆様に悲報をお伝えすると、
ブログは宿選びや店選びには、まったく参考にしないんですって!
(読めよ、ヨメのブログを。よめだけに)
宿泊先を決定したところで初めて検索し、
ヒットしたブログで部屋の詳細をチェックし、最終決定の参考にするそうです。
そうか、だから私には「もっと写真を撮れ」とか言うのか。
それだけ情報収集には時間をかけているということですね。
そういうこと。
では、もう一つ質問。
エロサイトと情報サイト、どちらを閲覧する時間が長いですか?
うーん…同じくらいかな?
夫は普通の健康的な一般男性だったということが分かったところで、
インタビューを終わりたいと思います。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
(このあと殴る)
あわせて読みたい