冬の味覚といえば蟹、ふぐ、牡蠣等が挙げられると思いますが、
今回は北陸へ「蟹」を食べに行ってきました。
昨年も蟹を食べに北陸まで行ったのですが、
予算を低めに設定してしまったせいか失敗。
おいしくなかった。
なので、ほどほどのところを攻めてみたいと思います。
そのほどほどが難しいんですけどね…。
今回の旅程
1日目 越前 蟹の坊で本場の越前蟹を食す。 あらや滔々庵泊
2日目 金沢妙立寺(忍者寺)、蕎味 櫂(きょうみかい・蕎麦)
ホテルフォルッツア金沢泊
3日目 ル・トネルでランチ
越前 蟹の坊でランチ
越前蟹を、あれでもか、これでもかと食べられる名店らしく、
人気もあって、食べログの評価が3.58(記事アップ時)
3.5あれば十分おいしいと言われているそうですよ。
期待できますね!
アクセス
場所は日本地図を使ってすごくザックリ言うと、この辺。
詳細地図だとこの辺。
所要時間は小松空港からレンタカーで約40分くらいかかりました。
Googleマップを見ていただくとわかる通り、
この巨大越前蟹のオブジェが目を引くんです。
そんなに見つめられたら食べづらいじゃないか。
越前蟹とズワイガニ
ちなみに越前蟹だの松葉蟹だの、たくさんの名称がありますが、
要するにすべて「ズワイガニのオス」です。
・鳥取・島根では松葉蟹
・京都では間人(たいざ)蟹
・福井県では越前蟹
・石川県では能登蟹と呼ぶそうで、
ズワイガニのメスは「セイコ蟹とか香箱蟹」と呼ぶそうですよ。
いざ入店
メニューはいろいろありまして。
ホントいろいろありまして、
全部載せると大変なので、一例を載せておきます。
<越前蟹のフルコース>
茹で蟹をおひとり様一杯付けるコース
・おひとり様蟹満足コース 30,960円
お造り、せいこ蟹甲羅盛り、蟹刺し、蟹の甲羅焼き、
茹で蟹(400~500g)ごはんなど
茹で蟹が二人で一杯のコース(料金は1名分、注文は2名分から)
・湊コース 28,500円
お造り、せいこ蟹甲羅盛り、蟹刺し、焼き蟹、茹で蟹(700g)ごはん など
・至福コース 38,200円
お造り、せいこ蟹甲羅盛り、蟹刺し、焼き蟹、茹で蟹(1kg前後)ごはん など
・献上コース 57,240円
お造り、せいこ蟹甲羅盛り、蟹刺し、焼き蟹、茹で蟹(皇室献上級)ごはん
<越前蟹単品> 「茹で蟹」または「刺し蟹・焼き蟹」
<せいこ丼>
貴重なせいこを身出しし、贅沢に盛り付けた丸ごと丼
・せいこ丼 ダブル 7,095 円
・せいこ丼 トリプル 10,532 円
・せいこ丼 クワッド 13,970 円
・スペシャル海鮮せいこ丼
旬の海鮮ちらしにせいこ一杯を盛り付けた丼 6,297 円
・せいこ蟹甲羅盛り
せいこ蟹一杯をもて余すことなくきれいに身だしした一品 3,437 円
<その他>
・旬の海鮮ちらし丼 2,860円
・三国湊甘えびてんこ盛り丼 2,365円
・旬のお刺身定食 2,860円
・若狭牛メンチカツコロッケ膳 2,145円などお肉メニューもあり
メニューはほんの一例です。
ホームページを見ていただくと、もっともっと載っていますよ。
実食
ここはどーんと越前蟹フルコースと行きたいところですが、
夕食も蟹なので、絶対に食べておきたい「せいこ蟹(香箱蟹)」を注文します。
せいこ蟹は、ほくほくした内子(卵巣)と
プチプチした外子(成熟した卵)を楽しめるし、
その名の通り香りも良いのです。
ダブル(蟹2杯)、トリプル(3杯)、クワッド(4杯)とありますが、
妥協しない程度にお財布と相談し、ダブル7,095円を注文。
「豪快に全部混ぜてからお召し上がりくださいね」
と言われたので、遠慮なく混ぜます。
うーん、うまい!
これは福井まで来た甲斐があった!
やはりおいしいもんは地方にあり。
卵焼きも甘めの味付けです。
お味噌汁は青さ海苔。
湯豆腐もついています。
これで7千円は高いけど高くない!
とても贅沢な食べ方だけど、きっと他では味わえないんだろうな。
東京・青山にも店舗あり
北陸まで来てなんなんですが、東京青山にも店舗があるそうです。
しかし輸送費やら土地代やらが上乗せされるので、お値段はお高め。
そして今回私たちがいただいた「せいこ丼」はメニュー表になかった…。
(公式HPはこちら)
食べログはこちら
経験上、その土地で食べたほうが断然おいしいし、
旅費と時間をかけても、北陸まで来てしまったほうがトータルでお得な気がします。
機会がありましたらぜひ!
本店の食べログサイトはこちら。
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