冬の味覚食べ歩き、3か所目は金沢へ行きます。
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今回は、以前ランチで訪れて大変おいしかったお蕎麦屋さんへ再訪します。
ミシュランガイド北陸2021特別版(富山・石川・福井)で一ツ星を獲得していますよ。
その時の記事はコチラ
お蕎麦屋さんといってもそのスタイルは蕎麦懐石。
最後の締めのお蕎麦に至るまでのお料理も素晴らしく、
とてもご夫婦二人だけで営んでいるとは思えないほど完成度が高いんです。
おいしいものが好きな方、すべてにお勧めしたいお店です。
アクセス
場所はこの辺。
観光地として有名な、ひがし茶屋の近くにあります。
平日のせいか、雨のせいか、コロナのせいか、もともとこういう雰囲気なのか、
18時の ひがし茶屋街は、ほとんど人が歩いていませんでした。
雨に濡れた石畳が、とても風情がありますね。
完全予約制
予約は、お店に直電でも良いようですが、
私たちはポケットコンシェルジュ経由で予約しました。
ついでに食べログサイトも貼っておきますね。
記事アップ時の評価は、3.93の高評価ですよ!奥さん。
店舗の写真は真っ暗でよくわからなかったので、
前回ランチで撮った写真を貼っておきます。
建物は築100年だそうですよ。
コースのみの営業で、
夕食のコースは11,000円(税・サ込)でした。
3日前までの予約で、すっぽんのコースも食べられるようです。
実食
まず最初は、しじみのお出汁から。
とても地味深いしじみで、まずは体を温めます。
すごいほっこり。
すごいおいしい。
ヒラメのお造りは肉厚です。
いきなり本気になってきたな。
カジキとカツオのお造りも。
「珍しい魚が手に入りました」と言ってサーブしてくれた魚は、
『シロカワカジキ』と『迷いカツオ』
どちらも初めて聞いたし食べましたが、脂がのってて甘っ!
マグロよりおいしいんじゃないの?
と思えるくらいの甘さでした。
蟹真丈
さきほどのシジミがウォーミングアップなら、
こちらは本気のお出汁。
ゆっくりゆっくり味わいながらいただきます。
八寸
能登のもずくとタラの白子
鯖寿司、子持ちこぶ、柿とクリームチーズ
粕漬けのイクラ
小さな八寸ですが、これがすごかった。
一品一品のクオリティがお蕎麦屋さんだということを忘れてしまうくらいです。
どうしてこんなにおいしいんだ?
香箱蟹です。
香箱蟹なんですが、今まで食べた香箱蟹とは違って、これはほんのり温かい。
まさか電子レンチで「チン」ってわけじゃないと思うけど、
温かいと香りがより上がってきて、
ただでさえおいしい香箱蟹が、もっとおいしくなっていました。
なんなんだ、これは。
感動が止まらないぞ。
からすみ蕎麦
今まで何度もお蕎麦は食べてきたけど、
私の中で3本の指に入るほど、蕎味櫂のお蕎麦はおいしい。
才巻海老です。
大きいな、これ。
天つゆでなく「塩で食べてください」と言わんばかりに、
お塩だけ置いてありました。
うんうん。
塩だよねー。わかるぅー。
そして真打登場。
これはそのまま食べても十分おいしいです。
先ほどのお塩を置いておいてくれたので、
まず2、3口そのまま食べ、そのあと半分くらいまで塩と山葵で食べ、
残り半分を蕎麦つゆでいただきました。
蕎麦つゆは少し甘めで、
甘党の私たちにはピッタリな味です。
写真はありませんが、蕎麦湯ももちろんありますよ。
「そばがきが出なかったね。そばがき好きなのにね…」
なんて言ってたら、スイーツがそばがきでした。
おいしいよね。
蕎味 櫂は本当においしい。
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無庵
蕎味 櫂のご主人が修行したお店が、東京・立川にあります。
「無庵」というお店で、
ここから巣立っていった料理人さんが多くいらっしゃるそうです。
ブログには書いていないのですが、
無庵は今年の7月に行きました。
親分のお料理を食べてみたかったのです。
土家
同じく東京・東村山にある土家のご主人は、兄弟弟子とのこと。
他、開業した店舗
公式HPに載っていたのですが、
これだけの料理人が巣立って行ってるようですよ。
皆さんのご近所にもありますか?
公式HPより http://www.muan.jp/
私はまだ2店舗しか行っていませんが、
どこもおいしかったので、ちょっと巡ってみようかと思っています。
まずは根津と松本を攻めてみようかな…。
まとめ
前回はお昼に伺ったのですが、その時もとてもおいしかったのです。
今回は夜だし、お値段も上がるけど、その分お料理に反映されるのかな?
あの時よりおいしいお料理って、何が出てくるんだろう?
と、かなりハードルを上げて向かったのですが、
軽~く超えられてしまいました。
期待以上のおいしさで大満足。
そして
旅行記①の、越前蟹
旅行記②~④の、あらや滔々庵
そして今回の蕎味 櫂。
北陸ってなんでこんなにおいしいの?
ねぇねぇ。
なんでおいしいの?
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