ひとつ前の記事で、似たようなタイトルを付けた記憶がありますが、
今回も、ミシュランで一ツ星を獲得したお店へ伺います。
金沢の観光地といったら有名すぎる『ひがし茶屋』
この近くにある完全予約制の蕎麦懐石のお店、蕎味 櫂(きょうみかい)です。
向かう途中、結婚式の前撮りと思われるカップルに遭遇したり、
ツバメのヒナにも遭遇しましたよ。
どちらも頑張ってね!
ここからが長いよ!
場所はこの辺です。
お店の建物は、築100年だそう。
趣がありすぎる!
お料理は、お昼の懐石が5,000円と8,000円。
夜が10,000円。
今日は8,000円のコースをいただきます。
お店の中も築100年を彷彿させるノスタルジックな雰囲気。
静かで、とても良いです。
背筋もちょっと伸びちゃったりして。
この日は暑かったので、ノンアルコールビールで喉を潤します。
あ、そういえば私。
お酒やめました。
もともと飲めなかったのですが、
「お酒は飲めません」と言うのが、どうも人生損している気分だったので、
少しずつ少しずつ飲めるようにしていたのです。
しかし、もう無理して飲む年齢でもないだろうと思うに至り(50歳)
この際「お酒は飲めない人」に戻ることにしました。
せっかく飲めるようになったので、少しくらいは飲むかもしれないし、
こんなこと言って、数年後には立派な呑兵衛になっているかもしれませんけどね。
一品目はそばがきです。
やったー!そばがき大好き!
中にはよもぎが練り込んであり、上には白エビが乗っています。
おいしくて、器を持ち上げて出汁まですべて飲み干してしまった。
ニ品目は、平貝と蛤
添えられているのは、うるいです。
自家製ジンジャーエール
キリッと辛口でおいしい。
お造りは、カワハギです。
あら?肝はどこへ?
と思ったら、肝醤油に化けていました。
こうやって食べるのも、うまいですね。
一滴も残さず食べ切ったのは、言うまでもない。
八寸は目にも美しい。
ガラスの器には、新順才と大和芋と雲丹。
手前には、蛸の柔らか煮、バイ貝のうま煮、
れんこん、食用ほおずき、才巻海老、そらまめの水煮
蛸のうま煮ですが、甘すぎずちょうど良い。
鯵の蕎麦寿司なんてのもありました。
お椀はアイナメ。
前日のお寿司屋さんに負けないくらい、出汁が上品でした。
手臼挽きのそばがきです。
お醤油のもろみでいただきます。
再びそばがきですが、今度は暖かい。
もろみと一緒に食べてもおいしいですが、そのままでも十分。
そばがきって、なんでこんなにおいしいんでしょうね。
天ぷらはキス。
生姜も添えられています。
本格的な天ぷら屋さんのように、カラッと揚がっています。
さぁ主役の登場です。
極限まで細く切られたお蕎麦も、
ちょっと甘めの蕎麦つゆも、何もかもが私たちの好みでした。
特に蕎麦つゆはお店によって全然違いますけど、
私たちは甘党なので、少し甘めが好きなのです。
ドロっとした濃厚な蕎麦湯もうまい。
締めの甘味。
帰る時、ご主人にご挨拶したら、
なんと東村山にある土家のご主人と兄弟弟子なんだそうです。
こちらもとてもおいしかったので、激しく納得しながらお店を後にしました。
その時の記事。
2つ前の記事でも書きましたけど、北陸ってすごい。
どこで何を食べてもおいしいですね。
これでまた金沢に来るたび、どのお店に行くか迷うんだろうな…。
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