今回は、東村山市まで蕎麦懐石を食べに行きました。
東村山市は志村けんさんの「東村山音頭」で有名になりましたが、
若い子たちはご存じなのかしらん?
アラフィフの私でも、ドリフ全盛期は小学生でしたし、
東村山市が本当にある地名だと知ったのは、大人になってからだったんですよね。
その東村山市にあるお蕎麦屋さんは、食べログ評価が4.05(記事アップ時)
食べログ百名店、ブロンズなどに輝き、
全国の蕎麦屋ランキングでも10位以内。
完全予約制ですが、全然予約が取れないというお店。
そんな名店に潜り込むことができました。
予約方法は電話だけなので、相方が頑張ったようです。
メニューは2種類
・季節の蕎麦懐石「昼」6,050円
・季節の蕎麦懐石「夜」8,000円
だけです。
場所はこのへん。
建物は築100年の古民家を改装したそうです。
店内へ案内してもらったあと、早速写真を撮らせていただきました。
ぬくもりの感じられる徳利やお猪口が並びますが、
車で行ってしまったので眺めるだけ。
どこか、相方の祖母宅に似ています。
20年前に亡くなった後、取り壊してしまったけど、
そのままにしていたら、たぶんあの家も築100年を超えていたのかなぁ。
保存しておけばよかったんじゃないの?
と勝手に思うヨメ。
しかし
その家を取り壊す際に、もらってきたブリキの桶を、
私は今でも毎日食器洗いで使っています。
(こんな感じの)
84歳の義母が「物心ついたときから家にあった」というので、たぶん80年選手。
さすがに底にいくつか穴が開いていますが、修復して使っています。
あと20年くらい使って100年選手になったらブログ記事にしようかな。( ̄∇ ̄)
ドリンクメニューは、こんな具合。
秋鮭をジャガイモで包んだ温かい前菜。
あんがかかっていますが、あんとじゃがいもの、ほどよい甘さと
わさびのピリッとした刺激が合っておいしい。
季節の盛り合わせ
ホタテの真丈の唐揚げ、さわら、茄子、蓮根、茗荷
サツマイモ、栗、子持ち鮎の味噌煮、落花生の塩茹で
見ても楽しい、食べても楽しい盛り合わせです。
これは日本酒だったなー。
やったー!
そばがき大好きー!
添えてあるのは鱧、松茸、冬瓜、つるむらさき。
このメンツの中にいても、遜色のないそばがき。
治部煮です。
加茂茄子、舞茸、生麩、パプリカ
そしてお蕎麦です。
たしか9割と仰っていたと思います。
アクセントには山葵ではなく、辛味大根。
ここで大事なことを告白します。
私は大人になるまで蕎麦が苦手だったんです。
と言っても15年くらい前なので、
おいしいと感じられるようになったのは割と最近。
なのでお蕎麦に対する評価は全然信用しないで下さい。
と前置きしてから書かせていただくと、うーん…。
食べログ上位かぁ…。
それってお蕎麦じゃなくお料理の評価なのでは…ゴニョゴニョ。
でも相方は「おいしい、おいしい。また来たい」と言っていたので、
絶対においしいんだと思います。
私がすっとこどっこいなだけです!
「この馬鹿舌め!」
と罵ってやってください。
そば湯は、とろみが強くておいしかった。
予約困難店でしたが、コロナ禍で予約がとりやすくなってきているそうです。
都心からだと東村山はちょっと遠いかもしれませんが、
おいしいお料理と蕎麦を堪能されてはいかがでしょう。
でも昭和なアナタですと、
東村山音頭が頭から離れなくなるので、ご注意あそばせ。
「ひがしむらやぁまぁ~」って頭の中エンドレスですよ。
ちなみに東村山「市」なので、「東村山一丁目」という地名はありません。
わぉ!
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