おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【積丹】鱗光荘(りんこうそう)今年も漁師直営の宿で海鮮まみれになる①

 

 

 

今年も雲丹の時期がやってまいりました。

 

 

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雲丹を食べるため、

まずは飛行機に乗って北海道へ行きます。

 

 

 

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新千歳空港からは特急で小樽まで1時間半弱かけて移動。

 

 

 

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さらに小樽駅からは、レンタカーで約2時間弱。

 

 

 

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余市にあるローソク岩なぞを見ながら積丹まで走ります。

 

 

 

この日宿泊する鱗光荘はこの辺。

 

 

 

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なぜこんな遠いところまで行くのかというと、

積丹の雲丹が抜群においしいからです。

 

抜群においしいからです!(2回目)

 

積丹には、とれたての雲丹を食べさせてくれる宿はいくつかあるようで、

それぞれ特徴が違いますが、鱗光荘の特徴は…。

 

・雲丹漁師直営

・雲丹は、一人約10個分

・食事の量が多い(「残していいですよ」と言ってくれるので罪悪感は少ない)

・懐石料理ではなく、魚を切る、焼く、煮るだけの調理。

  素材で勝負。肉や野菜はない。

・お部屋に洗面所、トイレあり

・お風呂は共用(貸切風呂ではない)

・ドライヤーはお風呂場にあり、お部屋にはない

・基礎化粧品あり

・お掃除が行き届いていて、どこもかしこもキレイ。

 

他の宿は、雲丹がもっと食べられるけど洗面所、トイレが共用だったり、

お風呂が予約制だったり。お部屋はキレイだけど、懐石料理。

など、宿によって様々あるようです。

 

私は懐石料理ではなく、そのまんまの魚料理が食べたいので、

切っただけ、焼いただけ。

というシンプルな料理を提供してくれる鱗光荘にハマリ中。

今回で5回目の訪問です。

 

食事の量が多くて、最後はお腹がはちきれんばかりになりますが、

魚しか食べないので、翌日には必ず体重が減っているのも不思議。

 

ちなみに、行ったのは今から2か月前の6月なので、

体重なんて戻ってますけどねなにか。

 

 

鱗光荘の施設については、過去記事に情報が載ってますので、

こちらをご覧いただければ幸いです。

 

2020年6月訪問

www.oisiimon.com

 

 

 

 

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お部屋は8畳一間と、とてもシンプルです。

昨年まではなかったエアコンが設置されていました。

 

さすがに北海道もエアコンなしでは夏が越せなくなってきたのか。

 

 

 

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お部屋もとてもシンプルなので、特に撮るものもないんですよ。

なので、浴衣とかバスタオルを撮ってみる。

 

 

 

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冷蔵庫の中も、冷水があるだけです。

ペットボトル2本とビールは持ち込みました。

 

 

 

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あなたの胃の中を水族館にします。

って書いてあります。

 

たしかになりますねぇ。

 

 

 

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そしてこの日の夕食です。

内容は、過去5回変化ありません。

 

でもこれを食べに来たので、同じ方がいい。

 

 

 

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今年の雲丹ですが、味が特に濃厚でした。

 

ご主人に伺ったところ、今年は昆布の生育が良いのだそうです。

雲丹は昆布を食べるので、必然的に雲丹の味も良くなるとか。

今年は当たり年だそうですよ!

 

毎年書いていますが、お醤油とか絶対に付けたらダメです。

これは、このまま自然の潮の味で食べるのが一番おいしいです。

 

ご飯をもらって雲丹丼とかもしないし、

普段では感じられない雲丹の「コク」を、そのまま味わいます。

 

東京とかで見る、形のキレイな雲丹は、

ミョウバンで型崩れを予防しているらしく、

この、少し水に溶けだしているのが無添加の証だそうですよ。

 

ちなみに、これで雲丹約10個分。

 

 

 

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そして雲丹の次に私が愛してやまない大羽(おおば)

漁獲量が少なく、地元で消費されてしまうため、市場には出回らないそうですが、

これがまたおいしい!

 

お醤油なんてもちろんかけないし、

食べてるときは、話しかけないで欲しいくらい集中して食べます。

 

「いつも思うんですが、お魚の食べ方が上手ですよね」

 

頭と背骨だけ残したお皿を見て、ご主人に褒めてもらいました。

やった!漁師さんに褒められた!

 

でもこれは皮もおいしい証拠です。

おいしくなかったら、いろいろ残します。

 



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そして、そのほかのシンプルなお料理の数々。

これは、ホヤ。

 

 

 

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タコとわかめの酢の物

 

 

 

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なまこ

 

 

 

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めかぶ

 

 

 

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小女子

 

 

 

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ホッケのたたき

ホッケは足が速いため、生で食べられるのは珍しいそうです。

 

 

 

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お刺身は、ヒラメ、活タコ、南蛮エビ、サクラマス

 

 

 

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あわびの肝

 

 

 

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いくら

 

 

 

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真つぶ貝の水煮

 

 

 

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活あわびの刺身

 

 

 

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フルーツ盛り合わせの横に、塩ゆでの海老、イカ

 

 

 

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あわび踊り焼き、ボタン海老、青つぶ貝

 

これもおいしいんですよね…。

過去記事にも書いてきましたが、あわびにバター醤油とかいりません。

そのまま食べた方が、断然おいしいんです。

あわびの自然の甘味に、自然の塩味が最高です。

 

ボタン海老も、今年は太かった。

生でも食べられるので、さっと火を通す程度。

つぶ貝も、身が柔らかくてうまい。

 

こうやって見ていると、お腹いっぱいになる要素はどこに?

と思ってしまうのですが、ここまで食べると、かなりお腹が膨れます。

 

しかし我々も5回目。

今までの失敗を踏まえて、

 

「ご飯を食べない」「煮付けを食べない」作戦を決行してみました。

 

 

 

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これね。

ホッケの煮付けです。

 

ご飯は炭水化物なので言わずもがなですが、

煮物も砂糖を使っているので、すぐにお腹がいっぱいになってしまいます。

 

 

 

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過去4回は、浜鍋がお出汁しか飲めなかったのに、

今回は半分以上食べられました。

 

 

 

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でも潮汁は、やっぱり飲めなかった…。

雲丹もあわびも入っているのに、一口も食べられなかった…。

 

「残しても大丈夫なんですよ。というか、結構食べた方ですよ」

 

再びご主人に褒めてもらいましたが、

こんなにおいしいのに、本当にもったいない…。

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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