京都嵐山吉兆で研鑽を積んだ日本料理界の重鎮が営む、虎屋 壺中庵
料理人が行くべき料亭としても名高く、
「味の引き算の美学」ともいう極限までの「薄味」で、
訪問はこれで4回目になりますが、
今回も絶妙な塩加減を堪能することができました。
いや～素晴らしい！
うまかった！
ちょっと遠い場所にありますが
「本物のおいしいもんを食べてみたい」
「新しい扉を開けてみたい」
と願うすべての方にお勧めしたいお店です。
予約方法
予約はポケットコンシェルジュからできます。
完全個室で、1階2部屋、2階1部屋の計3室あって、
2名～10名までの利用が可能です。
メニュー
お昼：12,100円、17,600円の2コース
夜：17,600円
いずれも税・サ込みです。
ふるさと納税で利用可能
そして、この虎屋 壺中庵。
驚くことに、
こんな有名なのに、
ふるさと納税で利用できるのです！（どひゃ～）
ふるさとチョイスで昼食券 40,000円
ふるさとチョイスで、ペア昼食券76,000円
ふるさとチョイスで夕食券 56,000円以上の寄付
ふるさとチョイスで、ペア夕食券 111,000円以上の寄付
アクセス
JR徳島駅から、車で約30分。
山奥だけにアクセスは良いとは言えず、
私たちは、徳島空港からレンタカーで向かいました。
レンタカー代とかタクシー代が必要になりますが、
そこまでしても行きたいお店なのです。
食べログの評価は？
記事アップ時で4.37は納得の評価です。
実食
壺中庵のお料理を食べるときは、毎回緊張！
これが正解の味。
おいしくないと思ったら、それは自分の味覚がおかしい。
とまで思っているので、一口目はいつも不安。
ワタリガニの柚子窯蒸し
前述しましたが、味付けは限界まで極めた薄味です。
うちの息子たちのような未熟者が食べたら
たぶん「おいしくない」と言うレベル。
でも、食べ歩きを始めて約10年のブロガーとして、
そこそこ経験は積んでいるんじゃないか、なーんて自惚れているわけですよ。
ちゃんと食材が持つ、本来の味に辿り着けるんじゃないかと。
うん！
おいしい！
今回も無事に、壺中庵のお料理が楽しめそうです！（良かった～）
さ。
安心したところで、後は気楽に食べましょうかね。
鯛のお寿司 他
鯛のお寿司は、しっかり昆布の味がするし、鯛の味もします。
なんてったって、酢飯の具合がちょうどいい。
お椀
車海老が、とても濃厚な味で、甘い。
伺ってみたら、特に味付けは何もしていないそうです。
車海老だけの味で、こんなに濃厚なのか！
お造り
車海老、鯛、アオリイカ。
それぞれ、ちり酢（ポン酢）わさび醤油、昆布塩をつけていただきます。
厚みもあるし、甘くてねっとり。
くずわ葉焼き
お魚の説明がなかったのですが、マナガツオかなぁ？
どうやったら、こんなにふんわり仕上がるのだろう？
と思ったところで、その技術がシロートに理解できるわけもなく、
ただただ「おいしい」と唸りながら食べてきました。
アマゴの豆腐蒸し
ふんわり攻撃が続きます。
そしてこの餡の絶妙な塩加減さよ。
鯛飯
お腹がちょうど膨れたところでご飯となりました。
量もピッタリです。
「ご飯と一緒に炊いた、お頭もどうぞ」と。
あはははは。
これはもう笑うしかないやつです。
うまみしかない。
うまみしかない。
うまみしかない！（3回言った！）
これをおいしくないとか言っちゃう人は、
耳鼻科受診をお勧めしたい。
みかんゼリー
みかんなんて、うちにもあるんですよ。たっぷり。
でも同じものを作れる気がしない。
とても柔らかくて、ちょっとでも動かすとぷるんぷるんと揺れます。
硬さを例えるなら、フルーチェと同じくらい。
たとえがひどすぎる。
まとめ
食っていいですね。
おいしいものを食べると、心も体も元気になる気がします。
今回も絶妙な塩加減で、車海老を筆頭に、
素材のうまみを存分に堪能してきました。
調味料をふんだんに使って、ゴテゴテと味付けされた料理に飽きた方。
新しい扉を開けてみたい方。
日本料理の極みを感じてみたい方。
たくさんの方にお勧めしたい、虎屋 壺中庵でした。
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