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次は食事編です。
ひとつ前の記事でも書いた通り、離れスイートには食事処がついています。
お給仕は客室内を通っていくのではなく、
右奥の暖簾が外につながっているようで、ここから提供してもらえます。
食後は客室側から鍵をかけてしまえば、セキュリティも大丈夫。
今回の宿泊プランは『ボリューム控えめ厳選コース』
要するに『量より質』コースです。
こういうプランを待っていました。
食事の後半に天ぷらとか出てくると、もう苦しいのよね…。
小鉢 ふしめんの冷やし鉢
ふしめんは漢字で書くと「節麺」
手延べ麺を作る際にできる副産物で、干して乾燥させる際、
棒についていた部分を言います。
前八寸 五種盛り
これなんて言ってたかな…。
やばい、思い出せない。
日本酒によく合っておいしかったのは覚えています。
造り 鮎のお造り
この辺りの鮎がおいしくないわけがない。
家喜物(やきもの) あめごの塩焼き
家喜物とは、メインディッシュのことだそうです。
初めて聞いた言葉でした。
「あめご」は「あまご」のことですね。
川魚です。
ある程度焼いてあったので、温める程度に火を入れます。
鮎もそうでしたけど、あの独特な川臭さがぜんぜんないです。
一番いいところの背中から豪快にかぶりつき、頭と背骨としっぽ以外完食です。
皮もパリパリでおいしかった!
『量より質コース』じゃない場合は、
アマゴの塩焼きではなく、祖谷名物の『でこまわし』になるそうです。
じゃがいも、岩豆腐、こんにゃくの串焼きです。
お部屋の鍵のモチーフになっていた、これですね。
多喜物 阿波牛しゃぶしゃぶ
多喜物も初めて聞いた言葉です。
「たきあい」と読むそうで、煮物類に該当するそうです。
和牛は年齢的なアレで、なかなか霜降り肉が食べられなくなってきているんですが、
これは後味もあっさりしていて、ペロリと食べられました。
お野菜もたっぷりですよ。
ご飯、香の物
そして祖谷美人名物、祖谷蕎麦
さすが名物とうたっているだけあっておいしいです。
歯ごたえも細さも好み。
水菓子で終了です。
『量より質コース』で、通常よりも量が少なめだったようですが、
私たち的にはお腹いっぱいになりました。
「え?足りたんですか?」と係の人は驚いてらっしゃいましたけど、
私も相方も特別小食なわけではないんですよね。
宿の食事が全般的に量多めなので、
こういうプランを打ち出す宿がもっと増えてくれるといいな。
そして朝食ですが、朝食なんですが…
画像が見当たりません!
またやっちまいましたー。(/д\)゜o。
なんで朝食の写真だけなくなるんだろう…。
チェックアウトは10時です。
お支払いを済ませた後、コーヒーを勧められて向かった先は、
お隣の「蕎麦処 祖谷美人」
小便小僧じゃないけど、狸の小便小僧がいました。
気持ちよさそうに渓谷に向かって放っています。
いただいたアイスコーヒーは苦みがしっかりあって、おいしいです。
チェックイン時に受け取った地域クーポン券(2人分2,000円)は、
キレイにガソリン代で消費できました。
2,075円ですよ!
なんて上手な使い方なんでしょう~。
この後は高知の四万十川へ向かいます。
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