おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【徳島県】料理人が行くべきお店 虎屋壺中庵(とらやこちゅうあん)で、いい塩梅を学ぶ

 

 

 

「いい塩梅(あんばい)」って言葉があるじゃないですか。

 

最近は使わなくなりましたけど、親世代で使う人はまだいる。

 

調べてみると、

・料理の味加減

・物事の具合

・体の具合

等の状態が良いことをさすようです。

 

今まであんまり意識していない言葉でしたが、

今回うかがった虎屋壺中庵は、まさに料理の味加減についての塩梅がいい。

はじめて「いい塩梅」の意味を深く感じたお料理です。

 

このブログで記事にするのは初めてですが、今回で3回目の訪問です。

 

 

 

A7R02616

 

8月のことになりますが、4泊5日で四国へ行ってきました。

 

今はGoToキャンペーンで東京も追加されることになり、

テレビでも特集が組まれたりして盛り上がってますが、この時はまだ対象外。

 

悔しさで唇を噛む思いでしたが、

「もし適応だったら、いくらの割引になったのか…」なんて計算はしませんよ。

 

いや、正直言ってしてみたいけど…。

 

いや、やっぱりしません。

49歳にして強めの反抗期を迎えた感じになりそうなので、やめておきます。

 

さて、四国旅行ですが、

まずは徳島へ降り立ち、そこから高知と愛媛を巡ります。

四万十川とか道後温泉なんかにも行きます。

 

香川県だけ行かなかったのよ、ごめんね。

 

 

 

A7R02618

 

飛行機の詳しい機種とかよくわからないのですが、

前方カメラが付いている機体でしたよ。

で、機内Wi-Fiが使えませんでした。

マニアの方は、これでピンとくるんでしょう。

 

 

 

A7R02620

 

さて、徳島空港から車で約1時間。

虎屋壺中庵へ到着です。

 

 

 

 

車で約1時間と書きましたが、公共交通機関で行くのは難しい場所にあります。

(バスもないのかな?)

自家用車またはレンタカー、タクシーで行くしかありません。

 

 

 

 

A7R02622

 

壺中庵は、「料理人が行くべきお店」として名高く、

嵐山吉兆のツートップだった方が、地元に帰ってお店を開いたと聞きます。

(もう一方は、京都の未在(みざい))

 

 

 

食べログの評価も、アップ時現在4.42と超高評価。

 

 

 

 

A7R02624

 

予約は昼・夜とも2組のみ。

人気店だというのに、この潔さにもしびれます。

 

お昼は2コースですが、ふるさと納税対象店なので、

私たちは毎回ふるさと納税で昼食券をゲットします。

 

 

 

A7R02625

 

自分の味覚を試されるようで、毎回緊張します。

 

 

 

A7R02627

 

小海老をアワビの煮凝り

 

 

 

A7R02629

 

とても夏らしい一品

 

 

 

A7R02630

 

ドリンクメニュー

 

 

 

A7R02634

 

 

A7R02637

 

鮎のお寿司、穴子の八幡巻き、白ずいき胡麻和え

鮎のお寿司は香りがとても良いです。

酢の具合なんて、言うに及ばず。

 

 

 

A7R02639

 

鱧椀

このサイズの鱧は、なかなかお目にかかれませんが、

驚きポイントはそこではない。

 

これぞ壺中庵。

 

素材の味を引き出す、ほんの少しの塩。

足りなければ味がボケてしまう、その微妙な匙加減。

これが『いい塩梅』なんだと、まざまざと見せてもらいます。

 

 

 

A7R02644

 

お造り

カレイと車海老

 

 

 

A7R02648

 

 

A7R02649

 

鮎の塩焼き

 

始めてこの盛り付けを見た時、なんて雑な…。

と正直思ったものです。

 

お皿に鮎が一匹乗っているだけなんて…と。

(もっとシンプルなお皿でした)

 

しかし、一口食べて圧倒されました。

本当においしいものは、お皿とか関係ないんだなって。

 

基本的にお皿とか盛り付けは大事だと思っていますが、

この鮎は別格でした。

 

その後も、いろいろなところで鮎を食べていますけど、

これを超える鮎にはまだ出会えていません。

 

 

 

A7R02652

 

説明がなかったので、詳細は分からないんですけど、

これ、めちゃめちゃおいしいやつです。

 

たしか以前は、タコとジャガイモの「タコボール」と言っていたと思うのですが、

そんな感じのジャガイモボールです。

今回はトマトの冷製スープに入っていました。

 

ジャガイモボールは、外がカリカリ、中ふわふわですよ。

 

も一回言います。

めちゃめちゃおいしいやつです。

 

 

 

A7R02655

 

これは、貝柱だったかな?

 

 

 

A7R02657

 

鱧御飯。

下には鱧の子もいます。

 

 

 

A7R02660

 

最後は定番の甘夏ゼリー。

ちゃんと甘くて、ちゃんと酸っぱいゼリー。

 

 

 

A7R02664 

 

 

A7R02667

 

やっぱり『いい塩梅』というワードは、

今後も虎屋壺中庵でしか使わないんだろうな。

 

おいしかった!!!

 

 

 

 

 

<関連記事>

徳島県・虎屋壺中庵          ←今ここ

淡路島・潮崎の湯 やぶ萬       ←次ここ

奥祖谷観光周遊モノレール        

祖谷の隠れ宿 祖谷美人① お部屋編   

祖谷の隠れ宿 祖谷美人② 夕食編   

最後の清流 四万十川         

サンリバー四万十 宿泊記

四万十屋 天然鰻         

道後温泉 道後御湯 施設編

道後温泉 道後御湯 食事編

 

 

 

 

 

 

 

あわせて読みたい