新潟県南魚沼といえばコシヒカリで有名ですが、お米を現地購入するととてもおいしいです。
特別安いわけじゃなく、5キロ3,000円~とかしますけど、
東京で”魚沼産コシヒカリ”として売られているお米より断然おいしいです。
冬の間は雪道の運転に自信がないので、秋に買いだめしておきましたが、
いよいよお米が残り2合になってしまったので、慌てて買いに行った次第。
お米残り2合って、ありえないよね、主婦的に。
そして南魚沼に行ったときは、必ずと言っていいほど立ち寄るのが、この欅苑(けやきえん)
明治3年の古民家で、絶品田舎料理をいただくことができます。(要予約)
先日、幻冬舎が発売する男性向けビジネス・カルチャー・生活情報誌
ゲーテにも掲載されたようで、相方が興奮して教えてくれました。
相方が、こんなカッコいい雑誌を読んでるなんてビックリだけどね!
ま、それはおいておくとして、
2019年4月号で、サッカーの中田英寿がおススメするお店として欅苑が紹介されていました。
どのお店がおススメか語る企画が年に一回あるんですが、
欅苑ファンとしては、嬉しいような…
予約が取りづらくなったら困るような…。
玄関です。
ここで「こんにちはー」と声をかけると、笑顔の素敵な女将さんが迎えてくれます。
建物はとても大きくて、全部で何部屋あるのかは未だに謎。
しかしどのお部屋も風情があって、座敷童が出てきてもおかしくありません。
和の趣を存分に感じることができます。
箸置きは自然の葉っぱや枝を使用しているので、毎回違います。
一の膳が運ばれてきました。
ここは女将さんもそうですが、女性従業員の方もみんな”実家のおばさん”風です。
割烹着がとてもお似合い。
さながら、実家に帰省したらお料理上手なおば様方に、
「あれ食べろー」「これ食べろー」と、もてなされているような気分になります。
とても素朴なお料理ですが、素朴なものほどおいしく作るのは難しいと思う。
素材の塩加減、甘味、苦み。
すべてがすばらしい。
二の膳です。
手前は名物のがんもどき。
欅苑のお料理は全部おいしいですけど、これは格別においしい。
自然薯の海苔巻きも毎回出てきます。
ねっとりしてて、とてもおいしい。
胡麻豆腐は、今回とても甘味が強かった。
胡麻ってあんなに甘くなるのね。
イワナの塩焼き。
炭火で一時間じっくり火を入れてあるので、このサイズなのに頭から全部食べられます。
川魚の臭みもないし、お腹もそのままなのに苦みも少ない。
私は肝が苦手なので、このサイズまで大きくなった魚だと、まず食べないですけど、
臭みもない、苦みもない肝だったので、全部食べられました。
骨もバリバリいけますよ。
そして締めは、セリご飯と郷土料理の、のっぺい汁
欅苑のお米は、一粒一粒がしっかりしていて、
硬めに炊いたご飯が好みの私には、たまらない。
きっとお米が違うんだろうな~と思ったら、
1キロ1,000円で分けてくださるというので、10キロもいただいてしまいました。
私「同じように炊ける自信はないんですけどね…」
女将「お水が違うから仕方ないですよ」
ということで聞いた話によると、
この辺一帯では、蛇口をひねれば湧き水が出るようになっているんだそうです。
なんと羨ましい!!
山の方に行けば観光客でも湧き水を汲める場所があるらしいんですが、
あいにく容器がなにもないので、次回に持ち越しです。
と思っていたら、4リットルのペットボトルにお水を入れて
「こんな容器で良ければ…」と準備してくれました。
きゃー!女将さん、すきー!
最後にデザートですが、これで@5,000円。
お腹が一杯になっただけじゃなくて、お米に湧き水にで大収穫!
そして南魚沼に来た際、もう一つのお楽しみなのが、道の駅での買い物。
甘党男子の相方曰く
「ここの麩菓子は、どこよりも黒糖が濃く塗られている」んだそうです。
なので毎回、店頭にあるものを買い占めます。
お煎餅も割れせんべいが格安で売られていて、これがどれを食べてもおいしい!
種類が豊富で、1度買ったお煎餅には二度と会えなかったりするくらいなんですけど、
どれを食べてもおいしいので心配無用。
新たな出会いに心が震えるくらいおいしいです。
野菜は当然のように安いし、草餅もうまいんですよー。
温泉もあるし日本酒もうまい!新潟サイコー!