おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【恵比寿】ガストロノミー ジョエル・ロブション

 

 

 

どーん!

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フレンチの最高峰、ジョエル・ロブションへ1年ぶりの再訪です。

世界一のメートル・ド・テルのM氏が不在になってからは足が遠のいていましたが、

4月から不定期復帰の吉報をいただいたので、再訪を楽しみにしていました。

 

 

 

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相方「〇月〇日に予約したんですけど、Mさんいますか?」

M氏「いますよー」

 

というメールのやり取りをして、M氏確約。

 

せっかくロブションに行くんですから、世界一のサービスを受けたいじゃないですか。

私たち的に『ロブション×M氏=最強』なので!

 

この日オーダーしたのは、MENU B¥24,000円(税込・サ別12%)

M氏がいらっしゃるので、お客のみならず料理関係者をも魅了するデクパージュも

お願いすることにしました。

のちほど写真で登場します。

 

 

 

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パンワゴンですが、これは数年前より種類が減った気がします。

平日のランチがなくなったり、あんなことやこんなことが変わってきているので、

ロブションといえども、名前の上に胡坐をかいているわけにはいかないらしい。

 

 

 

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これも変化したことの一つ。

ロブションのスペシャリテですが、以前はオーダーしないと食べられなかったものが、

今では全員に提供されるようになりました。

 

甲殻類からとった出汁と蟹の風味とキャビアの塩加減が絶妙。

 

 

 

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先ほど選んだパンも、温めてからこのように提供されます。

自分が何を選んだか記憶力が試されますが、私はだいたい忘れて、

人のを食べてしまいます。

 

 

 

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MENU Bは前菜を2品選べます。これは私の前菜その①

トマト 爽やかな酸味のボンボンと透明なジュレとのハーモニー

 

 

 

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これは同行者の前菜①

サーモン アボカドでカネロニ仕立てにし 柑橘の香りで

 

 

 

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相方の前菜①

フランスロワール産ホワイトアスパラガス

ミモザ仕立てにし ターメリックの香るヴィネグレットと雲丹を添えて

 

 

 

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私の前菜その②

ミネストローネ 縞海老を鮮やかな春野菜とバジルでエスコート

 

 

 

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相方と同行者の前菜②

奈良県産リーフマウンテンエッグ 中は半熟のままカリッと揚げ、キャビアをのせて

これはプラス料金が3,000円追加。

 

名前からしておいしそうなものは、追加料金がかかるという

うまい具合になっています。

 

 

 

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前菜は2品でしたが、メイン料理は1品です。

さきほどお話しした、デクパージュをM氏にお願いしたかったので、

パンタード(ホロホロ鳥)をお願いしました。

 

デクパージュとは、お客の目の前で料理を切り分けるサービスです。

丸焼きされた鶏を素晴らしい技術でさばいていきます。

追加料金が5,000円もかかって、かなり高いですけど、

M氏のデクパージュは、それくらいの価値があります。

 

 

 

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目にもとまらぬ速さで切り分けられました。

M氏は5分もかからずここまでさばいてきますけど、

人によっては15分以上かかったりするようです。

私だったら半日かかるかもしれません。

 

鶏の個体をいち早く理解して、

関節の具合をみながらナイフを入れていくんだそうです。

「今日の鳥は、関節が締まっていました」なんて言ってたけど、

ド素人の私にはなんのことやら。┐(´-`)┌

 

鳥の関節なんて、私だったら手でバキッと折りますけどね。

 

デクパージュのサービスをしているお店は少ないようなので、

機会がありましたら是非。

プロの技を目の前で見られるのは、間違いなく圧巻です。

 

 

 

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まずはもも肉をいただきます。

手前にあるのはフォアグラ。

一人分でこの大きさです。

 

 

 

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これは徹底的になめらかにしたマッシュポテトです。

ロブションのポテトは絶品。

 

 

 

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次は胸肉です。

メイン1皿と言いつつ、2皿来ました。

プラス5,000円なのも、なんとなく納得。

 

この後はチーズワゴンがあったんですが、

パスしてしまったくらい満腹になりました。

 

 

 

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プチデセールは写真撮り忘れ。

これは私のメインのデザートで、

 

ローズ アマンド香る純白の薔薇に

水々しい柑橘とその果汁で作ったキャラメルを合わせて

 

 

 

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アップで見ると、雫が写っているのが見えますか?

 

 

 

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相方と同行者のデザート。

デコポン晩白柚を閉じ込め ヴェルジョワーズブリュンの香るクランブルと共に

 

 

デザートはこれで終わりではありません。

 

 

 

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デザートワゴン、その①

その①ということは、その②もあります。

 

ケーキやらアイスやらがたくさん乗っていますが、

満腹だというのに、あれもこれもと選んでしまうのはなぜかしら。

しかし、これらは料金に含まれていますので、安心して召し上がってください。

 

そしてもう一度言いますよ。ワゴンその②もあります。

 

 

 

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デザートワゴンその②

こちらはプチケーキやらカヌレやらが乗っています。

 

これらのワゴンは、M氏がお客様満足度向上のために提案したそうですが、

実現させるまでかなり苦労した。という話を聞いたことがありますので、

食べるときは心してお召し上がりあそばせ。

 

 

 

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お茶は、コーヒーや紅茶以外に、プラス1,000円でフレッシュハーブティも選べます。

数種類あるハーブから好きなものを選ぶことができますし、お任せも可能。

フレッシュなので、とても薫り高いです。

 

 

 

約1年ぶりのロブションでしたが、

M氏がいるロブションは最高に魅力的な空間でした。

洗練された立ち居振る舞いもそうですが、

私たちの会話に入ったり出たりのタイミングや、

こちらの要望をいち早くキャッチする能力。

すべてがお料理をおいしくさせていく要素となっていきます。

これなら12%のサービス料にも納得です。

 

 

 

 

 

 

 

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