前回の記事の続きです。
前回の記事では「のと里山空港」到着から、
百楽荘のチェックインとお部屋の紹介までお伝えしました。
今回はホテル内にあったラウンジと貸切風呂、夕食、朝食のご紹介です。
ラウンジです。
ホテルにはスイート宿泊客用専用のラウンジがありましたが、
なにぶん私たちのお部屋にはお風呂がないので(シャワールームだけ)
スイート感が全然ない。
使っちゃいけないのかと、スルーしていましたが、
予約表を見たら私たちは『Jrスイート』に宿泊していたらしい。
なので、ちょいちょい使わせてもらいました。
カクテルタイム 15時~18時
バータイム 21時~23時
モーニングタイム 7:15~10時
間違えて使っちゃっても@4,400円で利用可能だそうですよ。
まずはカクテルタイムです。
スタッフは不在なのでセルフサービス。
写真の右にビールサーバーが写っていますが、ビールがおいしかった。
軽食も並びます。
スタッフ不在なのに、適度に補充されていたし、おいしかったです。
貸切風呂
予約制で貸切風呂が利用できます。
1回で50分間利用可能。
宿泊料金に含まれていました。
オレンジと絞り器が置いてあり、
フレッシュの搾りたてジュースを湯上りにいただけます。
お楽しみの夕食タイム。いざ香箱蟹!の予定が…
今回の宿泊記で一番書きたかったのは食事です。
前回の記事で、1泊2食1人ロクマンエンくらいと書きましたが、
なかなかな金額ですよね。
しかし同じプランが直前で1人ジュウマンエンくらいになってて、
「良かった良かった。早めに予約して良かった」
なんて言ってたわけですよ。
「でかした、相方!」くらいな勢いで。
ところが1人ジュウマンエンも宿泊料をとれる宿にとって、
ロクマンエンの客なんて、ぺっぺな客なのか、蟹が全然蟹じゃない。
私たちが期待していた香箱蟹じゃない。
うそーん。o(╥﹏╥)o
まずは前菜。
小木名産”金糖さば”寿司、秋刀魚有馬焼、松風焼き、穴子八幡巻
壬生菜と烏賊塩辛、鱈真子煮こごり、葉付金柑蜜煮、菊花大根
零余子真丈、合鴨ロース煮葱巻き
蒸し香箱蟹です。
この時、私たちのテンションはマックス!
しかし、まさかの上げ底。
本来なら蟹の身や内子、外子と呼ばれる卵がたっぷり入ってる場所に、
いや、入っていなければならない場所に、まさかのもち米。
身なんて申し訳なさ程度。
でもこれまだ序盤です。
こんなはずじゃない。と期待を込めて
真実が分らないよう、ぼかし気味に撮影。
フグの白子とメニューに書いてありましたが、
これはフグの白子ではない。(キッパリ)
鰻古代米飯蒸し
お造り
ブリ。
北陸のこの時期のブリなんて、期待しない方がおかしいのに、
ちっともおいしくない。
サシはキレイに入っているのになー。
というか、魚介類がいちいちおいしくない。
ハズレのお店に当たっても、
予約してくれた相方の顔をたてて「おいしいね」なんて言うんですよ、私でも。
普段は「5歳くらいから人生やり直してこい」なんて言って、
尻に敷きまくってますが、それくらいの礼儀はある。
でも「これはヤバいかも」ということを相方に伝え、
この苦難を共に乗り越えたい。
そっちから『おいしくないね』って切り出してほしい。
茹で蟹
あー、これやばいやつ。
食べかけじゃないですからね。
ここで相方が口を開いた!
「これ茹で蟹って言ってたけど冷たいよね」
「ていうか、蟹が全然新鮮じゃないよね」
超高速でうなづくワタクシ。
「前回も、こんな蟹だったっけ?」
超高速で首を横に振り、過去画像をGoogleフォトから検索し提示。
「3年前はタグ付きだったし、これで一人分!」
「前回は蟹三昧プランでタグ付き確約だったから、それはいいんだけどさ」
「前回は、いくらのプランだったの?」
相方が自身の一休サイトにログインし、3年前まで予約を遡りますが見つからず。
私も旧ブログを検索しますが、宿泊料金は載せてなかったので分かりませんでした。
でも今回の宿泊料金(@6万円)より上だったような記憶がうっすら…。
「やっぱりさ、一人6万円の客なんて、ぺっぺなんだよ」
「でも同じプランが直前で一人10万だよ」
「そっちはプラン名をよーく見たら、後ろに『改』とか書いてあるんじゃないの?」
「んな、ドラゴンボールじゃあるまいし」
文句を言っても仕方がないです。
食材に罪はない。
食べなければ!
写真は鮑とイカトンビです。
これはおいしかった。
焼きガニ。
これもおいしかった!
なんだよもー。
これを最初に出してよー!
でももうお腹が一杯だし、気持ちが冷めているのでここから盛り上がるのは無理。
恋愛もそうよね。
違うか。
ここでお肉。
お腹いっぱい。
高級食材の宝庫ですが、味はそんなでもない。
新そばの実雑炊
本当は「松茸香る新そばの実雑炊」とメニューに書いてありましたが、
「松茸香る」の部分は認めたくないので、勝手に削除。
デザートはチーズケーキでした。
口コミなんかを読んでみると、食事の評判はとても良いです。
私たちも3年前に食べた蟹の味が忘れられずに再訪したくらいですから、
ポテンシャルは高いと思うんです。
でも今回は見事にハマらなかった。
そして食事の量がとても多いです。
「量より質コース」があったらいいのに。
部屋へ戻る時「お夜食もどうぞー」って、
こういうサービスは、すっごくいいんだよね。
バータイムのラウンジに寄ってみました。
お腹いっぱいなので私は見るだけですが、
大学芋がとてもおいしかったそうで、相方は2個も食べていました。
冷凍庫にはアイスキャンディーもありましたよ。
朝食です
朝食は個室でいただきます。
どうか神様。
昨晩の夕食は、夢だったというオチをください。(祈)
朝食は美味でありますように。(祈)
のどぐろです。
よっしゃ、この子は裏切らないはず。
おいしくないのどぐろなんて、食べたことないからね。
うわっ!いた!
ここにいた!
すごい裏切り。
小早川秀秋もびっくりな裏切り。
ブリ大根。
むむむ。
卵かけご飯は大丈夫でした。
大丈夫てなに?
相方「味噌汁は、お前のほうがおいしいな」
うーん、それ昨日も聞いたね。
このプリンは前回も食べましたが、同様においしかったです。
塩とカラメルソースの両方で楽しめるんですよ。
総括
2回目の百楽荘でしたが、お部屋はいいし、ラウンジもいいし、
接客も問題なしに良かったです。
若い方が多くて活気があるし、細かいところによく気が付く。
再訪なんて、ありありのありです。
定期的に通いたいくらい。
それだけに、お料理がハマらなかったのは残念。
コロナの影響もあり、食材のコストを抑えなければならなかった。
みたいな事情も想像しましたけど、同じような時期に宿泊した方の口コミを読むと
評価が高く、「おいしかった」なんて書いてあるんですよね。
この日、この時、この瞬間。
私たちの食材だけがハズレだった
ということで、百楽荘の記事は閉めたいと思います。
次は金沢へ移動します。
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