11月6日に解禁になった香箱蟹を食べに、能登まで行ってきました。
香箱蟹とは?
一言で言うとズワイガニのメスです。
オスは水揚げされる地域によって呼び方が違っています。
鳥取・島根では松葉蟹
京都では間人(たいざ)蟹
福井県では越前蟹
石川県では加能蟹
どれもズワイガニですが、メスのことを香箱蟹と呼ぶそうです。
解禁時期は、今年は11月6日から12月末まで。
この間のメスは卵をたくさん抱いているのですが、これが美味なんです。
3年前に食べて感動的なおいしさでしたので、再訪した次第。
その時の記事(旧ブログです)
のと里山空港からは、ふるさとタクシーを利用。
3年前は金沢の小松空港からレンタカーで能登まで移動したんですが、
3時間近くかかって大変でしたので、今回は「のと里山空港」を利用。
「のと里山空港」からは、
「ふるさとタクシー」と呼ばれる、予約制の乗り合いタクシーを利用しました。
これで、JR穴水駅へと向かいます。
片道@900円。
ふるさとタクシー|交通アクセス|のと里山空港 〜NOTO SATOYAMA AIRPORT〜
しかし乗車する前
「2月末まで片道無料キャンペーンをやってます」と言われ、
なんと料金は無料でした。
「(小声)でもさ、片道キャンペーンって、往復乗ってこそなんじゃないの?
帰りは乗らないよね?」
急にヒソヒソ声になる中年夫婦。
能登の次は金沢へ行く予定なので「のと里山空港」へは戻りません。
しかし車の中で調べてみたところ、往復利用しなくても無料らしい。
そういうキャンペーンらしい。
郷に入っては郷に従え
寝た子を起こすな
先人の素晴らしい教えを守り、黙って座っていたところ、
何事もなく目的地に到着。
無駄に丁寧なお礼をして降りました。
JR穴水駅からはレンタカーを利用します。
手続きをしていたら「百楽荘に宿泊なら、助成金が出ますよ」とのこと。
1台2,000円も出るそうです。
そしてチェックイン時には、更なる助成金を受け取ることになります。
Goto事業も凄いですけど、各自治体も旅行客の呼び込みに一生懸命なんでしょうね。
しかし感染者が増えて、旅行も行きづらくなってしまいそうですね。
コロナは人それぞれ本当に考え方が違っていて、
「絶対に旅行なんて無理」という人もいれば、
私たちのようなタイプもいて…。
旅をした感じとしては、普段の生活に比べて接する人数がグッと減るので、
一概に旅行が危ないとは言い切れないんじゃないか?と私たちは考えています。
今回は2泊3日の旅行でしたが、濃厚接触者に該当するのは相方(夫)と、
金沢のおでん屋さんがカウンターでしたので、そこのご主人くらいでしょうか。
私は感染症に対する専門的な知識と経験がないこともないので、
コロナに対して過剰反応せず、今後も冷静に正しく恐れていくつもりです。
もりもり寿司 能登総本店へ
金沢近江町市場にある「もりもり寿司」は人気店で、いつも行列。
しかし総本店が通り道にありましたので、寄ってみました。
北陸の海の幸がお手軽に食べられる回転寿司です。
おススメのラインナップがもう北陸三昧。
まずは北陸五点盛り!
がすえび、梅貝、ほたるいか墨造り、のどぐろ、白エビ
やったー!本場よ本場。
と食らいつきます。
が
あれー?
おいしくないぞー。
なんかね、ネタもアレなんですが、シャリのインパクトがすごい。
どうすごいって握りすぎ。
ぎゅっぎゅしてる。
口に入れた瞬間シャリがほどけて…という理想のシャリの対局。
握力高めの男子高校生が「初めて握りましたー」
って言ってもおかしくないかんじのやつ。
気を取り直して他のネタも食べますが、
やっぱりシャリが、ぎゅっぎゅしてる。
香箱蟹も注文してみますが、不安しかない。
香箱蟹、おまえもか。
他にも何貫か食べたんですが、写真は割愛します。
いや、割愛じゃないか。
「お前の味噌汁の方がおいしかったな」と相方。
私は料理が下手なのに、おいしいだなんて。
こんなところで褒められたくなかったよ。
頑張れ!もりもり寿司。
フォトジェニックな九十九湾遊歩道へ
インスタ映えするスポットがあるというので、
コチラにも行ってみました。
「九十九湾遊歩道」と呼ばれたり
「のと海洋ふれあいセンター」と呼ばれたりするそうですが、
地図でいうとこの辺です。
遊歩道の飛び石が続くので、キャッキャしたいカップルはどうぞ。
リア充という人種を見学しようと思っていましたが、
平日のせいか、ほとんど誰とも会わず。
なんかの鳥。
ここは夏場に泳げそうでした。
能登 九十九湾 百楽荘へチェックイン
さぁいよいよチェックインです。
3年前に食べた香箱蟹をもう一度食べたくて、ここまで来たのです。
場所はこの辺です。
百楽荘は、宿泊プランがたーーーーくさんあります。
予約はいつも通り一休.comを利用したんですが、
一週間後に見ると「あれ?あのプランがなくなってる」ってこともあって、
値段もしょっちゅう変わっていました。
一休.comのサイトはコチラ
私たちが予約したのは下記の内容です。
プラン名:【金沢新館-彩心-1周年記念~第6弾】
「ぜ~んぶ半額」“冬の味覚たっぷり”「王様ずわい蟹」
■冬の美味満喫コース■(+3300円) カニ料理より『3品選択』
お部屋:【Jrスイート-Jr suite蓬莱-】(和室)
チェックイン15時 アウト11時
宿泊料金 1泊2食2名 114,400円(税・サ込)
Gotoトラベル -28,000円
百楽荘のHPはコチラ
一人ロクマンエンくらいのプランですが、蟹をいただくので仕方がない。
出発前に同じプランをチェックしたら、一人ジュウマンエンくらいになっていたので、
早めに予約しておいてよかったと胸をなでおろします。
この差額4万円が、後で泣きを見ることになるんですけどね。
キレイな景色を見ながらチェックインします。
先ほど、レンタカーの助成金を受け取れる、というお話をしましたが、
のと里山空港を利用すると、さらに一人2,000円の助成金を受けられます。
ANA利用者の方にはピンとくると思うのですが、
搭乗直前で受け取るピンクの紙。
アレで証明します。
捨ててなくて良かったー!
お部屋はJrスイートでした。
冷蔵庫の中はムリョー。
ウェルカムフルーツもあります。
お部屋のお風呂は、このシャワールームだけです。
窓からの景色です。
部屋の照明が映っちゃってるのでボツにしようかと思ったんですけど、
「他のお部屋から丸見えなんですー」
っていうのをお伝えしたくて採用としました。
私の苦手な柄浴衣です。
こういうのを選ぼうとすると、ホント眠くなる。
今回もお部屋にある浴衣で十分だと思っていたら
「『男性用の』浴衣はお部屋にございます」
「『女性』はここからお好きな浴衣を選んでください」
やたら男性女性を強調してきます。
私も一応女性なので選びましたよ、仕方なく。
2秒くらいで即決しましたけど。
「帯も選んでください」
「うへー、まじかー」
うわー!
炭次郎じゃん!
この帯を選んだか選ばなかったか。
それはご想像にお任せします。
長くなったので続きます。
次はお食事編です。
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