子どもたちがもう一緒に行ってくれないので、
中年夫婦でディズニーなんてキモチワリーことをしてきたら大変なことになりました。
あとで写真中央やや左にいる中年男性(相方ともいう)が閉所恐怖症になります。
そのくだりは、ちょっと先になりますので、
ぼんやり写真など眺めながら読み進めていただくと幸い。
閉所恐怖症は昔からなので、
なんとか食い止めようと思ったんですけどねーダメでした。
昔のように並びまくって乗りまくると疲れてしまうので無理はしません。
でも人気のアトラクションは押さえておきたい。
ということでトイストーリーマニアのファストパスを取りに行ったら、
まだ9時過ぎだというのに21~22時のチケットでした。
中年夫婦に閉園までいろと!?
ビックリしたので、なにか食べます。
骨付きソーセージ 370円
骨の部分はクッキーか何かかしら?と思ったら、本当に骨!
噛みつかなくて良かった!
タワーオブテラーは、相方が「ちんさむになる」と言うので乗りません。
私は絶叫マシン得意なんですけど、こういう時はダメな人に合わせます。
ディズニーイースターのイベントが開催されていました(現在は終了)
少し歩いたので、栄養補給。
インパークした時からパンフレットを見て気になっていた「うきわまん」です。
「うきわまんってなによ。浮き輪なの?浮き輪のまんってこと?」
浮き輪の形をしたまんでした。
中は海老のすり身。
ディズニーシーでは人気フードだそうですよ。
1個500円
次は海底2万マイル
ここで閉所恐怖症が発症しました。
10年以上前に乗った時、閉所が苦手な相方は恐怖しか覚えなかったらしく、
ずっと避けてきたアトラクションなんですが、
「あれから俺も成長したから乗れる気がする」
それならば乗りましょうとなったわけですが、
いざ乗り込んで扉が閉まったとたん、相方の雰囲気が一気に変わりました。
私が「ヤバい」と思った瞬間と、相方が「ヤバい」と思った瞬間はたぶん同時。
海底2万マイルと言いながら、実際、海に潜ってないことは分かっているそうです。
でも閉所恐怖症の方は、頭では分かっていても気持ちが付いていかないんだそうです。
一瞬で自分の殻に閉じこもってしまった相方に
「ほらほら気分を紛らわそう!昨日の夜は何を食べたっけ?」
声をかけても耳をふさいで、私に背中を向けてしまいます。
肩をたたいても振りほどかれてしまいます。
これ以上プレッシャーをかけて症状を悪化させるわけにもいかないので、
短時間でこれだけ冷や汗をかけるのかと思うくらいビッショリな相方の手を握り、
ただ時間をやり過ごすしかありません。
アトラクションのストーリー的に「船長!なんちゃらかんちゃら!」
と慌てている声が聞こえてきて、なにやらアクシデントが起きているようですが、
これ以上のアクシデントがどこに?
てなもんです。
でもアトラクションが終わり、ドアが開いた瞬間、
これまた不思議なくらい一瞬で、普段の顔つきに戻る相方。
その後は感想が止まりません。
普段無口なくせに。
「大丈夫だと思ったんだよ!でもドアが閉まった瞬間パニックになった。焦った」
「狭いところがただただ怖いんだよ。わかる?この感じ」
「海底2万マイルも潜ってないなんて、頭では分かっているんだよ」
「本気で緊急停止ボタン探したからね。あったら押してたからね!」
「ていうか、海底2万マイルの写真なんか撮るなよ」
「なんか記念になるかなって思って…あそこの地下2万マイルまで潜ったんだね」
「やめろ」
その後はポートディスカバリーを抜けて、ロストリバーデルタ方面へ向かいます。
とにかくしばらくは、のんびりのんびりです。
相方のリハビリもしなきゃいけないので。
そもそも普段の生活でも潜水艦の話をすると嫌がるのに失敗しました。
「陸なら大丈夫」というのでインディジョーンズのファストパスを取って、
マゼランズに行きました。
予約をしていなかったんですけど、16時くらいに行ったらすぐに座れました。
初めて行きましたが、とても雰囲気のある店内です。
「帰り運転してくれるんだよね? 俺、飲んでもいいんだよね?」
「あーはいはい、どうぞ」
ディナーコースは3種類
シェフのおすすめコース 8,700円
マゼラン 7,800円
パシフィック 5,700円
注文したのは、パシフィック 5,700円
話題はとにかく閉所恐怖症についてです。
「海底2万マイルって言いながら実際潜ってないからね。全部演出だからね」
「ディズニーで2万マイルも潜航できる乗り物を本気で作ってどうすんのよ」
「ドアを外から閉めるんじゃなくて、自分で内側から閉めるドアで、
いつでも開けられるんなら大丈夫なんだよ。この違い、わかる?」
「それに全部演出って頭では分かっているから今は全然平気。また乗れそうな気がする」
「でも扉が閉まった瞬間、またパニックになるんでしょ?」
「…うん」
まぁ何事もなくて良かったです。
今後、海底2万マイルは封印ですね。
食後も座ってゆっくりできるアトラクションに乗ります。
マジックランプシアターとか…
シンドバットの冒険
「シンドバットって、かかりつけの内科医に似てない?」
「おぉ!似てる!」
レイジングスピリッツは写真だけ。
マーメイドラグーンシアター
中は撮影禁止なので、前室だけ。
少し相方が回復してきたので、センター・オブ・ジ・アース
「今まで平気だったのに、このエレベーターも怖い!」
「これも下に行ってるふうで実は上昇しているからね。地中に潜ったりしないから」
「それにこのエレベーター狭くないから。たくさん人が乗れるから」
「そういう問題じゃないんだよ」
絶叫マシン好きな私としては、やっとこういったものに乗れました。
そして最後は、21~22時のファストパスを使って、トイストーリーマニアです。
まさか閉園まで残っているとは思いませんでした。
なんだかんだ言って、中年夫婦、結構元気でした。
閉所恐怖症発症しちゃいましたけどね。
閉所恐怖症(へいしょきょうふしょう、英語: claustrophobia)は、恐怖症の一種。
閉ざされた狭い空間・場所にいることに極度の恐怖を感じる症状のことである。