以下の記事の続きです。
②ヘリテージウィング コーナーキング ベランダ付きのお部屋紹介
今回の記事では、クラブラウンジと、
朝食で行ったヌーヴェル・エポックのご紹介をします。
クラブラウンジ プレステージ37階
利用できる宿泊者は以下の通り。
・ヘリテージウィング宿泊者
・プレステージタワークラブルーム宿泊者
・スイートルーム宿泊者
フードプレゼンテーションは4回あります。
・朝食 7時~10:30
・アフタヌーンミール 14時~16:30
・ナイトオードブル 17:30~19:30
・ナイトキャップ 20時~21:30
初めて行ったときは部屋番号を聞かれましたが、次からは顔パスでした。
1度の対面でしっかり覚えるホスピタリティはさすがオークラ。
でも他のスタッフへの引継ぎってどうしているんでしょうね?
意外とそれなりの雰囲気をもって堂々と入れば、誰でもパスできちゃうんでしょうか。
こちらは食事をしやすいよう、少し高めの椅子を使用しています。
平日に宿泊したせいか、終始ガランとした印象でした。
こちらは窓側席。
東京タワーが見えます。
ここの席に案内されることは一度もありませんでした。
スイート宿泊者用かしら。
ぐぬぬ。
Dilmahの紅茶です。日本でも高級ブランドとして飲まれているそうですが、
これだけの種類は圧巻。
私はカフェイン中毒者なので、コーヒーがおいしかったのは喜ばしい。
さて、ラウンジの内容ですが、こちらの動画を参考にしていただければ幸いです。
5分30秒あたりから、ラウンジの動画が始まります。
アフタヌーンミール 14時~16:30
チェックイン後に行ったので、残り時間は30分ほどでしたが、
なんとか間に合いました。
食事の内容については動画の方が分かりやすいと思うのですが、
残念なことに、残念な内容でした。
都内にはたくさんのクラブラウンジを持ったホテルがあるので、
事前リサーチして良いとこどりをできたはずなのに、なぜこの内容にしたのか。
フードプレゼンテーションは4回ありますが、ほとんど変化はありません。
そして出し惜しみ感が強くて、補充が遅い。
空になったスペースを眺めながら
「ここに何があったんだろうな…」と想像することが多かったです。
せっかくの巣蜜(コムハニー)も常時ありましたが、ちっとも出てこない。
ガシガシやろうにも、ガラスに阻まれてできません。
これは観賞用なんだと諦めました。
フルーツはおいしい。ディスプレイもキレイ。
でもすぐなくなっちゃってました。
ナイトオードブル 17:30~19:30
アルコールはナイトオードブルでのみ提供されます。
右下にあるのは、ノンアルコールビール。
シャンパンはポメリーでした。
ナイトオードブルの特徴は、やはり軽食でしょうが、
ホットミールはとても少ないです。
利用者も少なかったので、少ないものをみんなで少しずつ…みたいな?
そうじゃないと思うんですけどね。
なので、夕食前に軽く一杯…という目的で利用するには十分な内容ですが、
そういう目的でない方は、何度も何度も往復されていました。
ナイトキャップ 20時~21:30
ナイトキャップは、とても残念でしたね。
これだけです。
アルコールもなしです。
ナイトキャップでは、ピエールマルコリーニのチョコレートがウリ。
うちの相方は甘党なので楽しみにしていたんですが、行った時には空っぽ。
しばらく待っていましたが一向に補充されず、
スタッフに声をかけて提供されたとたん、みんながわっと集まってきました。
その様子はまるで配給のよう。
そーじゃないよね。ラウンジって。
ホテルオークラに並んで、ニューオータニがありますが、
あちらのクラブラウンジ禅の方がよっぽど良かったです。
2018年10月宿泊
朝食 7時~10:30
お部屋が良くてもラウンジがこれでは、もうオークラに宿泊することはないなぁ。
と思っていた私たちでしたが、
朝食に行った、ヌーヴェル・エポック(ヘリテージ5階)ですべてを挽回できました。
おいしかった~。
その記事は下で書かせていただきますが、
まずはラウンジの朝食について書かせてください。
ヌーヴェル・エポックの朝食で満足でしたが、ブログ記事のためにハシゴしました。
奥にはカウンターが開かれています!
今までとは何か雰囲気が違う!
ここに料理があるのを初めてみました。
過去3回のフードプレゼンテーションでは食器くらいしか置かれてなかったので、
なんか新鮮な気分です。
さりげに嫌味です。
ここもそうです。
ホットミールが置いてある!
先ほどのカウンターでは、卵料理や麺類がサービスされていました。
皆さん、ここにリンゴなどのフルーツを入れて、プレスジュースを作っていました。
ラウンジを利用した感想
お部屋は良かったんですよ。お部屋は。
それだけに、このギャップはショックでした。
まさかオークラのラウンジがこの有様とは…。
朝食も然り。
和食はありません。
オーキッド(プレステージ5階)のビュッフェを楽しんだ後、
再びフルーツやヨーグルトを楽しむ程度に利用した方が良いと思います。
スペースは広いし座席もあるので、
今後改善の余地は十分にあるんじゃないでしょうか。
『オークラのラウンジがすごいらしい』
と巷で噂になったら、また行きたいと思うかもしれませんが、
そうでなければ再訪はありません。
ヌーヴェル・エポックで朝食 ヘリテージウィング5階
ヘリテージウィング宿泊者は、5階にあるフレンチレストラン
ヌーヴェル・エポックも朝食として利用できます。
該当しなくても、料金を支払えばもちろん利用できます。
外来からの利用も、もちろんできます。
朝食メニューは3種類くらいありましたが、
アラカルトもあるので、自由にカスタマイズできます。
私たちはBeau Jardinと名のついたコースをいただきました。
ジュース、サラダ、スペシャリテ、
エッグベネディクトまたはフレンチトースト、コーヒーまたは紅茶。
ここにアラカルトからヨーグルトを選択。
朝食料金は宿泊代に含まれていますが、料金設定としてはコースが6,500円
ヨーグルトが900円。
二人分じゃないですよ。一人分で、です。
ドレスコードが、男性ジャケット着用となっていましたので、
朝から緊張していきましたけど、
昨日までのラウンジが、すべてチャラになるくらい、とてもよい朝食になりました。
とにかくおいしい。
食器類はすべて新調したそうで、なにもかもがピカピカです。
カトラリーはクリストフル。
いろいろ撮影している間にサラダが来ました。
見た目にも美しく、当然のことながら野菜はシャキシャキしています。
かなりのボリュームがあり、女性だったらこれだけでお腹いっぱいになりそうです。
そして、ドレッシングが人参だったんですが、これがうまい!
翌日、オーキッドの朝食ビュッフェに行った際、人参ドレッシングがあったので、
同じかと思って使ってみましたが、たぶん違います。
コクがあって、人参の甘味があって、とてもおいしい。
スペシャリテは、フレンチトーストとエッグベネディクトから選べます。
オークラといえばフレンチトーストですから、私は迷わずコチラをチョイス。
「俺はエッグベネディクトが食べたい」
「うん?いいんじゃない?」
「でもフレンチトーストも気になる」
「それはシェアしたいってこと?」
すかさずスタッフが「シェアすることも可能でございます」と優秀すぎるアドバイス。
「やったー。フレンチトーストも気になってたんだよね。えへへー」
とムカつく顔で喜ぶ相方。
手前は北海道産のフェッセル。生チーズです。
酸味が強く残っていましたが、私は酸っぱいもの大好き。
フルーツも添えられていましたが、
フレンチトーストはそのまま食べたほうがおいしいです。
フレンチトーストはさすがのおいしさで、
これだけ食べにまた来たい!と思うくらいでした。
そしてヌーヴェル・エポックを利用する際は、席の予約をした方が確実だそうです。
私たちはチェックイン時にヌーヴェル・エポックの話をしていたら、
これまた有能なフロントスタッフが「予約をおススメします」と、すかさず提案。
その場でテキパキと予約をしてくれたので難なく行けましたが、
日によっては満席になってしまい、利用できない事もあるそうです。
そして更に、これはヌーヴェル・エポックのスタッフに伺ったのですが、
席を予約する際に、フレンチトーストも予約した方が良いそうです。
24時間漬けて作るので数に限りがあり、無くなってしまった場合、
当然のことながらお断りとなってしまうそうです。
ヘリテージウィングに宿泊してヌーヴェル・エポックが利用できないなんて!
ヌーヴェル・エポックに行って、フレンチトーストが食べられないなんて!
忌野清志郎並みにシャウトする羽目になりますので、抜かりなくご予約下さいませ。
これもシェアしたエッグベネディクト。
オランデーズソースからは、トリュフの香りもしてきます。
おいしかったけど、フレンチトーストに圧倒的軍配。
ヨーグルトにはフルーツも添えられるそうですが、プレーンのままでいただきました。
これまた添えられたはちみつをたっぷりかけていただきます。
感想
ラウンジで再起不能なくらい落ち込んだ気持ちを、
ヌーヴェル・エポックが盛り上げてくれました。
雰囲気がとても良かったし、とにかくおいしかった。
もうオークラには泊まらない…とまで思いましたけど、
お金を払ってでも、またフレンチトーストを食べに来たいくらいです。
「ランチとかディナーも興味があるので、メニューを見せてください。
写真も撮っていいですか?」と伺ったら
「構いませんが、HPにメニューが載っていますよ」と。
フレンチトーストは朝食だけのようですが、ランチもディナーも行ってみたいです。
それくらい感動的なレストランでした。
The Okura Tokyo宿泊記は、あと一つだけ続きます。
次回は、プレステージタワーの宿泊記と、朝食ビュッフェのオーキッドの記事です。
もうしばらくお付き合いください。
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