今度のランチはフレンチだよ。
フレンチだけど、カウンター席だよ。
カウンターだけど、ミシュラン一つ星だよ。
一つ星だけど、安いよ。
安いけど、おいしいよ。
最後まで聞いていたら「光るはオヤジのハゲ頭」ってなりそうですが、
いつも相方からもらうお店の情報はこんな感じで断片的です。
そして今回行ったのは渋谷のフレンチ。
渋谷と言いながらも、場所は表参道との中間くらいでした。
青山学院大学のすぐ横。
お店のHP
オープンは11時半で、私たちは12時の予約で行きました。
お店はこじんまりとしていて、カウンターが5席、
テーブル席が20席もないと思うんですが、あっという間に満席。
スタッフも多くて、とても活気があります。
サービスプレートだと思うんですけど、斬新!
季節によって内容が変わるようです。
シャンパンは、リシャール・シュルラン
私は水出し台湾茶をいただきました。
受賞の数々。
これだけ受賞されているのに、お値段設定は良心的です。
ランチは、4,800円、6,800円
ディナーでも、10,000円と14,000円
ドリンクも、グラスワインが1,500円~
それなのにミネラルウォーターではシャテルドンがあったり、
Lococoビールがあったりと、マニアも納得なラインナップ。
小さな一品は、鹿のブラッドマカロン。
マカロンの下にあるのは、鹿の毛。
オーナーがハンターもされているそうで、ジビエ料理がこの後も登場します。
さぁ本をお読みなさい。
これを読めば、なぜあなたの息子たちが、
あんなにスネカジリに育ってしまったのかが分かるでしょう。
なんてことはなく(スネカジリは事実だけれども)中身はちゃんと食べ物です。
鴨肉、ベーコン、セップ茸、等々が入ったタルトです。
バゲッドもしっかりしています。
きちんと温めてくれますし、出し惜しみすることなく何個でも提供してくれます。
バターナイフは鳥の形をしていて、尾の部分を使います。
魚料理の前菜です。
鯖と茄子とイチジク。
鯖の青臭さ、イチジクの甘さ、ナスの食感が見事にマッチした一皿でした。
シャトー・べーレ・クルタン2011
お肉料理の前菜は、ジビエのパテアンクルート
鹿、熊、猪肉を使用していますが、獣臭はほとんど感じません。
真ん中のフォアグラが味をマイルドにしてくれるので、食べやすいです。
っていうか、おいしかった。
薄切りじゃなく、棒のまま食べたいくらい!
右にあるのは、ほおずき、プルーン、クコの実。
魚のメインディッシュは、ウマヅラハギでした。
パリッと焼いただけなのに、魚は甘いし、スープはおいしいし、
これも満足な一皿。
お肉のメインディッシュは、本州鹿。
これでガツンとお腹いっぱいになりました。
ナイフは藤次郎製だそうです。
お店のロゴ入りですね。
デザートは秋らしく栗三昧。
カウンター席なので、キッチンが目の前だったんですけど、
オーブンからラングドシャが出てきたんです。
それを見て「食べたいなー」と思った後のコレでした。
6,800円のランチコースなのに、直前にラングドシャ焼くなんてすごいな。
最後はコーヒーとミニャルディーズで終了です。
座席数の割にスタッフが多くて、ホールに3人?キッチンが6人?
「こんなに必要?」と思ったけど、料理を見れば納得でした。
これでこの料金設定はお得すぎる!
相方の言う通り、
フレンチだけど、カウンター席。
カウンターだけど、ミシュラン一つ星。
一つ星だけど、安い。
安いけど、おいしかったです!
うまいことまとめたつもり! v('▽^*)
ラチュレ (フレンチ / 表参道駅、渋谷駅、明治神宮前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5