美味しいラムを食べたことがありますか？
お店のホームページを開くと、真っ先にこう問われます。
「おぅ」と答えたいところですが、
果たして私が今まで食べてきたジンギスカンは、本当に美味しかったのだろうか。
なんとなく気が付いていたけど、
お肉じゃなくて、タレがおいしかったんじゃないの？
タレが付いたご飯って最強だもんね。
というわけで、
確認をしに「美味しいラム」とやらを食べに行ってきました。
国内消費量1％以下の希少な国内産羊肉の他、
オーストラリア産、フランス産があり、
これらすべて無冷凍のお肉を使用しているそうです。
更には、マンツーマンで目の前で焼いてくれるらしく、
私たちが適当に火入れをしたお肉じゃなくて、
いろいろ面において完璧なお肉をいただけるお店みたいです。
アクセス
麻布十番駅4番出口から徒歩2分。
この日は例によって雨だったのですが（雨女）
傘を差さなくても大丈夫かな？と思ってしまうくらい駅近でした。
でも私は癖毛がすごいので、どんな小雨でも必ず傘をさしますけどね。
雑居ビルの3階にお店はあります。
店内はカウンター席がメインで、テーブル席が一つだけありました。
私たちはカウンターに着席。
まずは羊肉についての説明を受けます。
羊肉といえば、ラムだのマトンだのをよく聞きますが、
ラムは生後12か月までの羊肉。
マトンは24か月からの羊肉の呼称で、
その間12か月～24か月までの羊肉をホゲットと呼ぶそうです。
柔らかいけれど、味にコクがないラム。
コクがあるけど、少し硬いマトン。
その中間のいいとこどりのお肉なんだそうです。
ホルモンの盛り合わせ 2,640円とか
炙りユッケ 2,420円など珍しいお肉も並びます。
焼き野菜は、茨城県産の蓮根がおススメだそうです。990円
まずはユッケから。
臭みがまったくなく、柔らかくておいしいです。
山羊肉とかモリモリ食べてしまう私たちは、もう少し臭みが欲しいところですが、
獣臭が苦手だという方にはピッタリなんじゃないでしょうか。
牛肉のユッケのようなコクも少ないですが、
良く言えばサッパリしているお肉です。
ナルホド。
これは新感覚。
次はいよいよ焼いてもらいます。
これで3,850円。
ちょっと高いけど、希少なお肉だから仕方がない。
目の前でこのように焼き上げてくれます。
私たちはただ待っているだけ。
じっくり焼き上げてくれたお肉がコチラ。
余分な脂が落ちたので、サッパリしています。
ユッケ同様臭みがないし、
牛肉のように、もたれる感じもまったくありません。
たしかにこれは牛でもない、豚肉でもないお肉で、 おいしい！
タレもありましたが、お肉がおいしいので
塩だけで食べた方が断然良いです。
お肉からの旨味を吸い取った玉葱も美味。
こちらも3,850円。
先ほどの産地との違いは、ハッキリ言って分かりませんでしたが、
「ちょっと違うと思いませんか？」
目の前で焼いてくれるお兄さんに言われたら、
「そうですね」と言うしかない。
でもおいしいことはおいしいんです。
国内産羊肉にハマってしまうかも。
蓮根も、ほくほくと甘く焼き上げてくれました。
マッシュルームを使うのは意外でしたが、
これも旨味を十分に吸ってくれているので、うまーい！
変わり種の自然薯は、丸めて揚げ焼きにします。
脂は羊肉を焼いたときに出てきた脂です。
これもおいしかったな。
他のお店でも真似すればいいのに。
ホルモン盛り合わせも、全然臭みはありません。
レバーは、さっと表面を焼いただけのレアでいただきましたけど、
歯ごたえと言い、香りと言い、とっても良かった。
最後は、羊乳アイスで終了です。
合計金額は、ビールやらお通し（玉葱）やらを含めて19,580円。
ちょっと高いですけど、羊肉好きの方は一度行ってみる価値あると思います。
臭みがまったくないので、苦手な方もぜひ。
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