自分で食べて「おいしい」と思える料理を作る人は、
どんな料理を「おいしい」と思うのだろう。
というわけで、今回はその第3弾です。
第一弾はコチラ
第二弾はコチラ
今回は第二弾で行った三軒茶屋一丁目食堂の宮腰シェフに教えてもらったお店、
池尻大橋にある、ビストログルトンです。
池尻大橋から徒歩5分くらいでした。
こちらのシェフも、宮越シェフ同様ロブション出身者。
ご本人はあまり名言したくないようですが、
お料理を一口食べれば、隠しきれない優等生っぷりが露呈されていきます。
席はカウンターだけの8席。
コースはなくて、黒板に記載されたアラカルトの中から選んでいきます。
写真をよく見ていただくと分かると思いますが、
お値段がとても良心的です。
たぶん一番高いメニューでも2,800円。
まずは、サラダを注文。
焼きナスとアジのサラダ900円です。
焼きナスの香ばしさ、苦みと、アジの身が合う一品。
私が洗ってちぎっただけのサラダとは大違い。
カニクリームコロッケ 1,000円
これは、ビストログルトンに来たら食べるべき一品なんじゃないだろうか。
常連さんに聞かれたら『一見さんが何を言う』って笑われるかもしれないけど、
カニの身がぎっっっっしり詰まっていて、抜群においしいコロッケです。
衣も極限まで薄くされていて、カニの風味と衣のサクサク感とソースの甘味と、
とにかく口の中が幸せでいっぱいになります。
これはとんでもないものに出会ってしまった…。
塩漬け豚バラ香草焼き 2,000円
このボリューム!
お料理はすべて相方とシェアしていますが、
これだけでお腹いっぱいになってしまいそう。
ミートソースは家庭で作れるレベルのものではありません。(当然だけど)
どうしてこういうものをサラッと出せるのかしら、2,000円で。
ポルチーニのリゾット 2,800円
ポルチーニは私の好物です。
香り高く、味も良い。
旬の時期に出会ったら必ず食べるようにしています。
他にもいろいろと食べてみたいんですが、
胃の許容量がオーバー気味なので、スイーツでフィニッシュです。
次に行ったら、もっともっと違うものを食べてみたい!
「おいしいんだけど、広めると予約が取れなくなるから教えたくない」
っていうお店、あるじゃないですか。
ここはまさにそんな感じで、隠れ家にしたいお店です。
お会計は、シャンパン2杯と、コーヒー2杯を付けて14,630円でした。
前回の三軒茶屋一丁目食堂もそうでしたけど、
このレベルのお料理が二人で15,000円前後というのは感動すら覚えます。
お値段の安さ
お料理のクオリティ
すべてに艶がある魅力的なお店でした!
あと最後にお知らせです。
当ブログで紹介したページが、下記のサイトに掲載されました。
記事は、青山のフレンチ『ナチュレ』です。
よろしければ、ぜひご覧くださいませ。