ミシュラン東京2020で、初めて1つ星を獲得した焼鳥屋さんへ行ってきました。
毎度毎度ブログで書いていますが、
お店選びの全権限は相方が持っています。
「焼鳥でミシュラン?」
「そーそー」
焼鳥でミシュランなんて想像付かないですよね?
私に決定権はないので、そう言われたら付いていくしかありません。
半信半疑で付いていきました。
が!ここでミシュランの力を思い知らされます。
いや。
ミシュランが凄いんじゃなくて、お店が凄いんだな。
というか、そもそも予約困難店で予約するのが大変だったそうですよ。(相方談)
素晴らしくおいしい焼鳥屋さんに出会えたので、ぜひ紹介させてください!
場所は、押上駅から徒歩5分
スカイツリーのすぐ近くにあります。
時間は17:30~と19:30~の二部制。
我々の予約は17:30でしたが、カウンターだけの15席はあっという間に満席。
人気店だということは、すぐに理解できました。
素晴らしく(2回目)接客態度の良いお兄さんに
「ストップをかけるまで出し続けます」とルール説明を受け、焼きがスタート。
まずはご挨拶にレバーとささみ。
相方が一口食べて悶絶し始めました。
「またまた大げさな…」と妻は呆れますが、
遅ればせながら一口食べて同じように悶絶しました。
う…うまい!
素材のおいしさももちろんですが、火入れが素晴らしい。(3回目)
これが1つ星を獲る技術なのか!
砂肝
厚揚げ
お代わり自由の大根おろし
つまみで食べるには最適。
ハツ
とてもテンポよく提供されていくのですが、
そのタイミングが素晴らしい(4回目)
手前の方がお客様の食べるペースに合わせて、
奥の大将にキューを出すのですが、
本当にこちらが食べ終わったころに次の焼きが来る。
という素晴らしい連携(5回目)
そしてとても気持ちの良い声で、焼きの説明をしてくれる。
大根おろしがなくなれば、すぐに補充してくれる。
無駄な動きが一切ない。
焼鳥の味そのものも素晴らしいですが、
久しぶりに感動するサービスに出会いました。
ミシュランは味だけでは獲得できないんだな~。
里芋
軟骨
じゃがバター
この辺でお腹が一杯になってきたので、あと何が来るのか確認して、
〆のごはん料理を注文します。
親子丼
鶏そぼろ
卵かけご飯
この中から一つ選べるのですが、
相方が「親子丼が人気らしいよ」と耳打ちするので、親子丼を注文します。
もちろん何も注文しなくてもOKです。
つくね
うずらの卵
これで焼きは終了です。
親子丼が人気と、ハードルが上りに上がりきっていますが、
これも期待はずれにはまったくならず、おいしい!
なんなんだ、この焼鳥屋さんは、いったい。
お口直しにどうぞ。
と出されたデザート、マスカット一粒。
普段だったら「これだけ?」怒っちゃうかもしれませんが、
ここに来るまでがカンペキ、且つ感動的だったので、
怒る気なんてまったく起きません。
逆に「お口直しまでいただいて申し訳ありません」と恐縮してしまう。
すべての焼きがおいしく、サービスも素晴らしい。
ミシュランを取るべくして取ったお店です。
料金は焼物にビール2杯と梅酒1杯注文して、18,500円でした。
素晴らしい、素晴らしいと感動していたら、相方が一言
「2月にも予約してあるよ」
でかした!
えらい!
これからも付いていきます!
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