おいしいもんが好き!

50代夫婦が、ちょっとグルメな大人旅&食べ歩きを目指してます。

【積丹】漁師直営の宿 鱗晃荘(りんこうそう)で海鮮まみれ その②

 

 

前回の記事の続きです。

今回はお楽しみの食事編。


鱗晃荘の夕食は、とても量が多く、

他の方のブログを見ても、一休.comの宿紹介を見ても、

『夕食が量が多い』

『ボリューム満点』

と書いてあります。

 

お宿から届いた予約確認メールにも、

”量が多いです”とわざわざ書いてあるくらいなので、

朝食を軽くし、昼食を抜き、準備万端で挑みます。



 

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テーブルに乗りきらないくらいのお料理が並びます。

内容はいつ行ってもほとんど変わりありませんが、その安定っぷりが嬉しい。

 

というか、このお料理を食べにわざわざ北海道まで行っているので、

これでなくちゃ困ります。

 

確認メールにも「肉も野菜も出ません。魚介のみです」と書いてありますが、

これだけ豪華な海鮮まみれも他ではないでしょう。



 

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キタムラサキウニです。

漁師さんであるご主人と、その息子さんが毎日漁に出るそうで、正真正銘のとれたて。

ミョウバンなどの添加物は使用していないそうです。

 

ミョウバンは型崩れ予防で使われるので、

水に少し溶け出しているのが無添加の証拠らしい。

そして大切なことは、これで一人前だということです。

 

個数にして、ウニは約10個使っているそうです。

大事なことなので、もう一度言うと、一人前で。

 

一口食べた感想は、もう絶句です。

甘みも強いし、魚介特有の臭みはないしで、

これを食べてからは、どこでウニを食べても、

イマイチだと思ってしまうようになったことも、併せてご報告いたします。

 

  

 

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「お醤油とか付けないで食べてくださいね」と言われますが、

絶対に付けたらダメです!!!

ウニの風味が消えてしまうので、これは天然の塩味だけで食べます。

 

鱗晃荘のお料理全般に言えることですが、

無駄にお醤油とか要りません。

 

「獲れたての魚介類って、こんなにおいしいのか」

存分に漁師飯が堪能しましょう。

 



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食材はすべて漁師であるオーナー親子が獲ったものと、

近隣の漁師さんから仕入れたものだそうです。

 

これは、大羽(おおば)の塩焼きで、ほとんど市場に出回らない魚だそうです。

私はウニの次にこれが好き。

 

お醤油もかけず、もくもくと無言で完食します。

これを食べている間は、誰にも話しかけられたくないくらい夢中になります。

 

 

 

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あわび その1  活あわび刺身

その1ということは、その2もあります。

その3もあります。

 

積丹は、蝦夷アワビでも有名です。

鮑はその時によってアタリハズレがありますが、

今回はアタリでした!

 

 

 

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肝も大きいです。

私は肝が苦手なんですが、これは苦みがなくて新鮮。

 

 

 

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ホッケの煮付け

 

 

 

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ホッケのたたき。

ホッケは足が速いので、たたきで食べられるのは新鮮な証拠だそうです。

半冷凍状態なので、溶ける前に食べきります。

 

 

 

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お刺身も、ほんの少しのお醤油でいただきます。

 

 

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真つぶ貝

あーーー!これもおいしいんだよなー。

 

塩水につかっているので、このまま食べられます。

お醤油とか全然いりません。

 

あとは写真がないですけど、

・タコとわかめの酢の物。

小女子大根おろし

・天然なまこ

・めかぶ

 

 

 

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イクラもおいしいですけど、

この場では、オマケ的な存在になってしまう。

 

 

 

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活あわび踊り焼き、ぼたん海老、青つぶ貝

あわびその2です。

これも味付けは何もなく、そのままの味でいただきます。

 

バター醤油?それなに?て感じ。

 

とにかく天然の塩加減が最高なので、これもそのままで食べないとダメです。

 

ぼたん海老は、生でも食べられるくらい新鮮なので、

軽く焦げ目が付く程度で食べます。

甘くてビックリした!

 

先ほど、真つぶ貝が出てきましたが、こちらは青つぶ貝です。

天然の味なのか、味付けしてあるのか分かりませんが、

これも味が濃い!

 

 

  

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浜鍋

積丹の昆布と魚のアラで出汁を取るそうですが、

出汁用の昆布も、オーナー親子で一年分をまとめてつくるそうです。

 

毎回、計画的に食べているんですが、

この浜鍋に火が入るころお腹いっぱいになります。

 

「量が多いと怒られることもあるので、遠慮せずに残してくださいね」と息子さん。

そう言っていただけると、安心して食べたいものだけ食べられます。

せっかくおいしいものを食べているのに、苦行になったら本末転倒ですもんね!



 

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あわび酒蒸し

あわびその3です。

これもお腹いっぱいで、出汁だけいただきました。

磯の味がたっぷり染み出ていて、これだけで満足です。

 

 

朝食は夕食に比べたら量がずっと少なくなりますが、こちらも海鮮まみれです。

 

「いつも田舎料理ですみません」とおっしゃるけど、

こんな贅沢な料理は他では食べられないでしょうね。

 

そして不思議に思うのですが、

鱗晃荘から帰ってくると毎回体重が減ってます。

今回は0.5キロ減っていました。

 

こんなにお腹いっぱい食べているのに減るということは、

いかに普段の食事で余分な糖質や脂質を摂っているかってことですね。 

 

おいしいもんを食べて、且つ体重が減っているなんて、

こりゃもう最高だね!

 

雲丹の時期は、8月までです。

料金は、1泊2食で@18,700円

 

今年はあともう一回行こうかな…。

 

 

 

 

 

 

 

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