以前、お寿司屋さんで夫婦喧嘩したことあります。
4年ほど前にランチで行った都内の某店。
コースが終了してもお腹いっぱいにならなかったので、
追加で注文していたら、隣に座っていた相方の顔がだんだん険しくなっていき、
なんかブツブツ言ってるんです。
聞こえないので無視していたら、お店を出たとたん
「お前、どんだけ食うつもりだよ!」と激オコ。
突然なに?
話を聞くと、1万円くらいだと思っていたコースが、実は25,000円。
私が楽しそうに追加注文しているのを、
『こいつ、値段知らないで食べてるな』と途中で頭に来たらしい。
「食うなとは言わないけど、もう少し遠慮する姿を見せろよ」と。
お支払いは追加分も含め、二人でロクマンエン。
以来、お寿司屋さんってほとんど行きません。
夫婦喧嘩とかメンドクサイので。
しかし今回行ったお店は、
本当の本当にランチで1万円ちょっと。
あとからサービス料が追加徴収されるというトラップもなし。
「絶対に追加注文なんてしないからね!」
「お酒だっていらないわ。お茶よ!お茶!」
「やるか、コノヤロー *1∵.・∵」
くらいの感じで行ったのは、丸の内のパレスホテル。
私のように鼻息荒いのは一人もおらず、
上品な方ばかり。
今回のお店は評判も良く、食べログでは「寿司TOKYO百名店」にも選ばれ、
評価は記事アップ時で3.72
さらに本店は、
ミシュラン2つ星を獲得している「銀座 鮨かねさか」
都内に6店舗、海外に3店舗展開している、かねさかグループで、
「鮨かねさか」の名前を継ぐ、唯一のお店だそうです。
写真は基本的に撮影禁止。
この写真も許可をいただいており、
店内はお料理のみ撮影可とのこと。
「全面撮影禁止です」
って言われるとテンション下がっちゃうんだけど、
こんな風に、撮っても良いところ、ダメなところを示していただけると、
思い出にも残るので、とてもありがたい。
さて、お昼のコースですが、
予約は今回はOMAKASEから取りました。
・伊賀 7,865円
・志野 11,495円
・萩 18,150円
・おまかせ 30,250円
志野11,495円を注文です。
11,495円です。
まずはご挨拶の一品。
シラスとかワカメとか、一つ一つの素材の味がしっかりしていて、おいしい!
あんな小さなゴマまで風味豊かなのは驚きました。
ここからは握りです。
左はいきなり忘れてしまったネタで、右は淡路産の真鯛
キンメダイ、鮪の漬け
アオリイカ、小肌
この小肌おいしかったな。
長崎県産っておっしゃっていました。
鯵、大トロ
平貝、白エビ
雲丹は厚岸産、ハマグリ
羽田沖の穴子
締めの玉と、海苔巻きもいただきました。
都内で久しぶりにお寿司を食べましたが、
やはりレベルは高いですね、本当においしかった。
ネタとシャリとの相性も良くって、
お酢の加減がちょうどいい。
ほんのり温かいシャリは、大きさもちょうどいいし、
口の中に入れると、自然とほどけていきます。
ネタだけではなく、シャリも丹精込めて炊き上げているのが伝わってきます。
パレスホテル内のお寿司屋さん、それも「かねさか」で一万円は、
コスパが良いのではないでしょうか。
気になるお支払いですが、二人で合計22,990円ですよ。
きっちり予定通りで終了です。
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*1:ヽ(+`・ω・´)ノ