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サービスとは何か? 客目線から考える

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フレンチの最高峰 ガストロノミー ジョエル・ロブションでメートル・ドテルを務め、

2012年にサービスの世界選手権で優勝した宮崎氏の新刊が発売されました。

 

題名を読むと「読者の対象はレストラン経営陣?」と思いますが、

私のような一般人でも「なるほど」と考えさせられる内容も多く、

レストランを利用するすべての方が面白く読めるのではないかと思ったので、記事にしてみます。

 

 

まず、なぜ3冊あるかというと、

宮崎氏とは個人的に親交があるので、直接いただいた本と、

私がそのことを知らずに購入してしまった本と、

あと、この本の関係者の方とお話しする機会があったので、その方からとで、合計3冊。

も…もちろん3冊とも読みますよ。たぶん。

 

そして肝心の内容ですが、まず「おもてなしとサービスは違う」という話から始まります。

おもてなしは見返りを求めない献身的な事柄に対して、

サービスは見返りを求めるものだという前提で話は進んでいきますが、

まずここで「なるほどなぁ」となります。

 

日本人って「サービス」って聞くと無料をイメージしがちですが、

レストランに行くと「サービス料10%」とか徴収されます。

全然無料じゃありません。

 

そのサービス料を、お店側の立場に立って、

いかに気持ちよく支払っていただけるかを宮崎氏は語っていくわけですが、

こちらもいかに気持ちよく支払うか?と考えながら読むと面白い。

 

サービススタッフはお客様に気持ちよく過ごしてもらうために、様々な努力をします。

お店の雰囲気、気遣いなどなど。

私たちはそれを当然のように受け取りがちですが、

実は手間だけではなく経費も掛かっているわけですから、

それを「サービス料10%」という名目で支払います。

 

しかし皆さんもご存知のように、サービス内容はお店によってマチマチ。

ファミレスではサービス料は徴収されないけど、

高級レストランと呼ばれるお店の中には、20%で設定しているところもあります。

そのサービスの差は歴然。

やはりサービスとは無料などではなく、対価が発生するものなんですね。

 

また高級店などに行くと「少し高めのお酒を頼んだ方がいいのかしら?」と考えることもありますが、

「頼んでもらえるように努力するのがサービスの務め」と宮崎さんは語っています。

なので私たちお客が「このお店の雰囲気では、3千円のシャンパンではなく2千円のシャンパンで充分」

と思えば、堂々と安い方を注文すればいいんです。

お客様は神様では決してないけれど、

ジャッジマンくらいにはなってもいいんじゃないでしょうか。

 

あと、責任者とは早めに名刺交換をした方がいいとも書いてありました。

そう言われてみれば、名刺交換を早めにした方とは、

そのあと食事中に楽しくお話できることが多いような気がします。

誰だって「ボーイさん、ちょっと」と呼ばれるより、

「○○さん」と名前で呼んでもらった方が嬉しいですしね。

そうやって親しくなっておくと、次回以降お店に伺ったときは

前回よりも良い席に案内してもらえるかもしれません。

 

そうやって私たちもサービス料以上の良いサービスを掴んで行くんです。

 

なんだか、恋の駆け引きみたいですけど、この本には「なるほど」と思うことが

たくさん書いてありました。

私は何度「おもしろい!」とつぶやいたか知れません。

 

本の宣伝みたいに聞こえますが、半分宣伝です。( ̄∇ ̄)

私にバックマージンが入ることはないけど(入ってもいいけど)

宮崎さんに「自分のブログで宣伝しておきました」って言ったら、

きっとキュン死レベルのキラースマイルくらいは向けてくれるでしょう。

 

だからアフィリエイトもやってないけど、amazonのリンク貼っておきます。

レストランを利用するすべてのお客様に読んでいただきたい一冊です。

 

世界一のメートル・ドテルが教える 利益を生むサービス思考 (光文社新書)

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