大分旅行その3は、いよいよふぐを食べに臼杵(うすき)まで行きます。
お店はふぐの名店、料亭山田屋。
大分駅から特急で30分ほどです。
山田屋は大分に2店、東京にも2店ありますが、
西麻布店は東京でミシュラン三ツ星をとっています。
臼杵本店は、そもそもミシュランの範囲外なので、該当していません。
臼杵に到着したら、雨が降ってきました。
ここ数か月、相方と二人で出かけるとよく雨に降られるんです。(T_T)
日頃の行いがすこぶる悪いらしい。
相方が。
駅から徒歩10分くらいで到着!
実をいうと、大分駅から徒歩10分の所にも山田屋があるんですが、
”料理を食べる”という目的のほかに”お店の方に会う”ということも目的のひとつなので、
わざわざここまで来ます。
おいしいだけのお店だったら、どこにでもあるんですよね。
お店の方とのつながりも大事。
いつもお部屋を担当してくれる方とは本当に気が合って、
相方はLINEのIDまでゲットしています。
ただのオジサンのクセに、相方は人と距離を詰めるのがうまいんです。
昨年の秋は、恵比寿にあるフレンチの最高峰
ガストロノミージョエル・ロブションの元メートル・ドテルM氏と3人で来たんですが(下の記事の人)
この時もM氏を誘ったと聞いたときはビックリしました。
「『おいしいふぐのお店が大分にあるんです。一緒に行きませんか?』って誘ったら、
二つ返事でOKだった。さすがMさん。すごいよねー」
M氏を気軽に誘えるお前がすごいわ!
前回はM氏と一緒に行ったことで、お部屋の担当さんだけじゃなく、
おかみさんまで本にサインをもらってたり、
記念写真撮ったりと賑やかな雰囲気だったのに、
今回は相方と私のサシです。
二人で場が持つだろうか…と思ったけど、
けど…。
黙って食べるとおいしい!
いつもおしゃべりに夢中になっちゃって「おいしいね」くらいの感想だったのが、
黙って食べるとふぐの味が本当によくわかる。
久しぶりにじっくり食べた山田屋のお料理は絶品でした。
そうか。
会話がない夫婦というのは、こういうメリットがあるのか。
ちょうどふぐの旬、それも一番良い時に行ったので、身が甘い!そして新鮮!
ランチに出すふぐは朝に、ディナーに出すふぐは夕方に絞めるんだそうです。
なるほどー。
相方が毎回褒めちぎるヒレ酒。
すっごく風味が豊かでおいしいんだそうです。
今回もお餅のように大きな白子。
ふぐの唐揚げ
みんなでワイワイ食べる鍋もおいしかったけど、
二人で黙ってじっくり味わいながら食べる鍋もおいしい。
ふぐって上品な甘味があるんだなぁとしみじみ感じました。
締めの雑炊
家を出発したのが早朝6時。
山田屋に到着したのが18時。
その間、スパに入ったりしているけど、
目的地に到達するまで約12時間です。
でも、それくらい時間をかけてでも食べる価値のあるふぐなんです。
お店の方とも楽しくおしゃべりできて、ほんの少しお土産を持って行っただけなのに、
地元の臼杵煎餅やら山田屋特製のポン酢やらをたくさんもらってしまって、
海老で鯛を釣って帰ってきました。
大分旅行もう少し続きます。
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