前回の記事で鍋が3種類続きます。
と書きましたが、今回の記事は2種類目のすっぽん鍋です。
タイトルにも書きましたが、おいしいすっぽんを食べたいのならば、
やまさ旅館は超おススメです。
京都の某有名すっぽん店にも行ったことがありますが、
あちらは『まる鍋』（すっぽん鍋の別名）しか提供されないのに対して、
やまさ旅館は、お刺身や唐揚げ、肝焼きなど、
様々な調理方法ですっぽんが食べられます。
さらにすっぽんの生き血も出てくるんですよ。
生き血？
ドン引かないでくださいね。
友人たちを連れていくと、みな同じようなリアクションをするのですが、
「ぜんぜん血の味がしない」と口を揃えて感想を言うので安心してください。
アクセス
やまさ旅館は、大分県宇佐市の安心院（あじむ）というところにあり、
一番近い駅は宇佐駅。
やまさ旅館の欠点を言うならば、
一番近い駅から車で30分もかかるということでしょうか。
私たちは大分駅からレンタカーを借りて行くのですが、
これだと片道約45分で到着します。
ダイナースカードのエグゼクティブダイニングを利用して1人無料
クレジットカードって、様々な付帯特典があるじゃないですか。
メジャーなものだと空港のラウンジ利用とか旅行傷害保険とか。
そんな感じで、ダイナースクラブには一人無料なんていうサービスがあるのです。
今回は、こちらを利用していきました。
通常9,500円のコースを1名の代金で2名分いただきます。
メニューは4種類
安心院すっぽん鍋コース 5,000円
津房川コース 9,500円
竜王コース 11,000円
美味求心コース 13,000円
※税別
※サービス料 昼5％ 夜10％
私たちは津房川コース 9,500円です。
ちなみに、食べログ評価は4.1です。（記事アップ時）
お部屋は直射日光が差し込んで、とても明るいのです。
ここで鍋を食べるので、すぐに体がポカポカ。
どうでもいい話なんですけど、
旅行中にアップルウォッチの充電器が壊れました。
私も相方（夫）もアップルウォッチなんですが、
すこぶるとんでもなくアップルウォッチに依存しているので、
朝、目覚めたときにバッテリーが10％を切っていた時の、あの失望感。
呼吸ができなくなるかと思った。
大分駅前の電器屋さんが10時に開店するのを待って充電器を購入。
お店の方に断りを入れて充電させていただきました。
さて実食です。
すっぽんの生き血をオレンジジュース割りでいただきます。
本当に血液の味はまったくしなくて、
どちらかといえばジュースの味しかしません。
飲んだ後「ニヤッ(￣▽￣)」って笑っても、
歯の周りは赤くなってないので、大丈夫です。
左は、すっぽんのエンペラ部分。
すっぽんの中で、一番コラーゲンが含まれている部分だそうです。
右は、すっぽんの肝。
心臓、肝臓、精巣だったかな？
どちらもコリコリとした食感で、おいしい。
甲羅で出汁をとったスープ
これも優しい甘さ。
そして『まる鍋』
身の黄色い部分は脂肪です。
鶏肉だったら、下処理の際に脂肪部分って取り除きますよね。
臭いし、おいしくないし。
でもすっぽんの脂肪って、すごくおいしいのです。
動物性でありながら植物性脂肪と同じらしく、
動脈硬化や高血圧も予防できる効果があるそうです。
おいしくて体にも良いなんて！
お鍋ができるまで、お刺身をいただきます。
九州独特の少し甘いお醤油に、生姜を足したお刺身。
身の甘味、お醤油の甘味、生姜の風味が合う。
もう何も言うまい…。
『おいしい』以外、なにも言葉は出ないので。
やまさ旅館のポン酢は、
酸味にこだわっている山田屋に比べると少し甘め。
すっぽんの優しい甘味がより際立ち、お好みで柚子胡椒を使えば、
さらに刺激がプラスされます。
あー。
おいしかったな、これ。
鍋に少し投入したあとの野菜なので減っていますが、
特筆すべきは、大分県の特産、味一ネギ（あじいちねぎ）がとてもうまい。
ということ。（手前の小ネギ）
すぐに火が通るので、しゃぶしゃぶ程度で十分なのですが、
私は味一ネギ以上の甘い小ネギを知りません。
すっぽんの身は、数を数えて仲間で公平に分けるのは当然ですけど、
このネギも厳重に分けるくらいです。
「私の分も食べてー」なんて絶対言いません。
すっぽんの唐揚げ。
こちらのすっぽんも身がぷりぷり。
脂肪部分もおいしいし、衣の味付けも好きだし、
もう、いったい私をどうしたいの？
締めの雑炊まで、しっかりおいしくいただきました。
ごはん多めですが、いいです。
ダイエットは明日からっていう名言があるよね。
デザートはアイスクリーム。
体がポカポカになるので、お部屋のエアコンは早々に消してもらうし、
窓も開けちゃうしで、どちらかというと暑いくらいなんですが、
そんな興奮した体を優しく冷やしてくれます。
タイトルには「ここで食べるべき！」って書かせていただきましたが、
アクセスの悪さを考慮しても、すっぽんはここで食べるべき！だと思います。
東京にもおいしいお店はあるのかもしれませんが、
調べる気がおきないくらい、毎回満足させてもらっています。
食べログの口コミをみても、同じような意見をみかけますので、
おいしいすっぽんを食べてみたい方は、オススメです。
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＜今回のお会計＞
JR九州ホテル ブラッサム大分宿泊 12,000円
アップルウォッチ充電器 3,850円
レンタカーガソリン代 1,079円
レンタカー代 3,300円
ETC 1,270円
料亭やまさ旅館 11,953円（税・サ込）
・津房川コース 9,500円
・ノンアルコールビール 450円
・梅酒 400円
総合計 371,921円＋特急券代
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